佐藤薬品工業株式会社(橿原市)への会社見学会を実施しました 


 平成30年12月19日(水)、県内企業見学会の第7回(最終回)として、佐藤薬品工業株式会社(本社:橿原市)に訪問しました。
 佐藤薬品工業株式会社は、薬草の産地として発展し「大和売薬」と呼ばれた配置薬業発祥の地である奈良県において、1947年の創業以来、社是に謳う「事業を通じ国民の保健衛生に貢献する」を経営の第一義に、 カプセル錠剤分野における医薬品受託加工業界のリーディングカンパニーとして、多数の大手製薬メーカーからの医薬品製造受託のみならず、様々な自社医薬品も手がけている会社です。
 社内では、各種医薬品の研究開発や品質管理、生産・パッケージングなど、製薬に関わる幅広い業務を行っており、品質保証部と品質管理部という2つの管理体制のもと、常に高品質の維持・管理を志向し、最先端のGMPを基準として、維持発展的に品質の向上を図っています。 また、全社員中7割近くが30代と若く、明るく活気のある職場です。出産後も働き続ける社員のために事業所内託児所「SATOにこにこ園」も運営するなど福利厚生面も充実しています。
 当日は3名の学生が参加し、総務部の前田課長から、会社の沿革や事業の概略、社員の福利厚生に関する説明を受けました。その後、参加者全員が無塵作業衣服に着替え、厳重な管理の下、製造工程を見学させていただきました。
 見学会に参加した学生からは、「生産過程を詳細に見学することができ、製薬業界への興味関心が深まった」や「毎回このような厳重な作業服を着て製造していることが初めて分かり、異物混入が絶対に許されない医薬品製造の厳しさも実感した」、 「すべて機械化しているわけではなく、最後は人間の目で確認作業を行っている部分もあり、製薬現場の大変さが分かった」といった感想があり、今まで知らなかった業界、企業への多くの新たな気づきが得られたようでした。
            
              
              

                           

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