「県内大学生による学習等支援事業」事前研修会が開催されました


 令和元年710日(水)奈良女子大学文学系NN202教室にて、令和元年度「県内大学生による学習等支援事業」事前研修会が開催されました。
 この事業は、奈良女子大学の学生がCOC+事業協働機関である野迫川村で実施してきた「奈良女塾」の取組みが、奈良県主催の政策提案コンテスト「県内大学生が創る奈良の未来事業」に入賞し、 平成29年度に県教育委員会の「県内大学生による県南部教育支援事業」として予算化されたものです。平成29年度は下市町、大淀町、吉野町、山添村の4自治体で、 また平成30年度には、五條市、宇陀市、曽爾村、御杖村、天川村、下北山村を加えた10自治体で実施されました。
 本事業の目的は、奈良県南部・東部地域に県内大学生を派遣し、小・中学生が地域格差を受けずに学習支援をはじめとする様々な教育活動の機会を生みだし、日頃、大学生に接する機会のない小・中学生が大学生とともに活動することで、 子どもたちが近い将来を思い描くきっかけづくりや、大学生の地域貢献への意識向上ならびに過疎地域における今後の教育を考える機会を創出するものです。 3回目の実施となる本年度は、五條市、宇陀市、御杖村、上北山村の4自治体において県内大学生による学習支援等のボランティア活動が予定されています。
 運営にあたっては、県教育委員会事務局及び人権・地域教育課と奈良女子大学が支援センターを設立し、事業の企画・立案・実施に本学学生が主体的に携わっています。
 今回の事前研修会では、「体育等で安全に運動するための必要なこと」や「特別支援教育の視点を大切にした子どもとのかかわり方」等、活動を開始する前の心構えに関する全体研修の後、自治体別の打ち合わせが行われ、各教育委員会担当者と参加予定学生との間で、 実施時期・実施期間や学習サポートプログラム内容等について活発な意見交換・調整が行われました。

             
           

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