8回 野迫川村奈良女子大学塾が開催されました


 令和元年826日(月)から830日(金)まで、奈良女子大学野迫川村交流センターにおいて、COC+事業地域実践教育の一環として第8回野迫川村奈良女子大学塾が開催されました。奈良女子大学では春休み、夏休みの機会を捉えて、日頃、高校生や大学生に接する機会のない野迫川村の小中学生に向けて学習サポートや大学生とのふれあいを通じて将来の進路を考えるきっかけとなるよう野迫川村奈良女子大学塾を開講しています。今回の参加者は小学生6名、中学生1名の7名で、本学からは9名の学生が交代で村に入り、5日間にわたって子どもたちへの様々な学習サポートを行いました。午前中は読書の他、英語、国語、算数、社会など夏休みの課題学習の補助を行い、午後は、交流センターのある旧野迫川中学校の模型製作やおやつづくり、体育館でのドッジボール大会等の運動、パソコン学習などの活動を実施しました。 また、授業の合間には、大学生が子供たちに自らの経験を語ることにより、将来の高校生活・大学生活、自分の未来を考えるきっかけづくりになりました。
 村には高校がないため、中学校を卒業した子どもたちは進学のために地域を離れざるを得ず、年齢の近い身近な大人がいないことから、奈良女子大学塾の取組は、地域の保護者や小中学校の先生方、村の教育委員会からも高い評価を頂いており、次年度以降の継続的な実施に強い期待が寄せられています。

            


       
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