令和元年度 地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)シンポジウムを開催しました  

 
 令和元年125日(木)、本学記念館において奈良女子大学・奈良工業高等専門学校・奈良県立大学の3校による「令和元年度 地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)シンポジウム〜奈良の地方創生 その先へ〜」を開催しました。当日は、協働自治体である奈良県の他、県内自治体及び企業関係者ら95名の参加がありました。
 シンポジウムは、本学今岡学長による開会挨拶及び事業協働機関である奈良県地域振興部次長 谷垣裕子氏による来賓祝辞に続き、第1部 やまと共創郷育センター成瀬センター長からの総括報告、COC+3校から各校の取組成果報告が行われました。そして、休憩時間を利用した3校取り組み紹介のパネルセッションをはさみ、第2部では、やまと共創郷育センターCOC+コーディネーターである前川特任教授のファシリテートのもと、 協働自治体である奈良県産業・雇用政策課主幹 市橋寿人氏、株式会社人材ニュース代表取締役 廣橋隆氏、佐藤薬品工業株式会社 河上瑞穂様(本学OGH30年度卒)をお迎えし、3校から学生もパネリストとして登壇し、「『やまと再構築プロジェクト』がもたらしたもの」と題してパネルディスカッションが行われました。 パネリストからはそれぞれの視線で意見を出し合い、奈良における地方創生と今後について活発な討議が展開されました。パネラーからは、「学生は、企業にやりがいと働き甲斐を求めており、県内・県外といった垣根はない」、「会社の雰囲気が一番大切だ」、「県内企業からの学生への発信力が十分でない」といった発言がありました。参加者からは、「今後もCOC+活動を続けていただきたい」、「企業としての発信力を強める必要があることがわかった」、「奈良で働くことへの学生の意識が聞けて良かった」といった感想がありました。
 今回のシンポジウムを通じて、COC+事業によって構築された産学官連携のネットワーク(つながり)を生かしながら、企業と学生との交流の場所となるプラットフォームの役割を継続発展させていく重要性を再認識しました。



      今岡学長挨拶         奈良県地域振興部次長 谷垣裕子氏来賓挨拶    COC+事業取組の総括報告   
    COC+活動報告ポスターセッション         パネルディスカッション         奈良経済同友会代表幹事 北義彦氏挨拶

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