『鹿と木マルシェ』が開催されました

 令和2年12月5日(土)に奈良女子大学内にて『鹿と木 マルシェ』が開催されました。
 『鹿と木 マルシェ』は、キャリア教育科目「キャリアデザイン・ゼミナールB(52) 奈良の木 造形演習」の受講学生の成果発表の場として、奈良の木の魅力を地域の方や本科目を受講していない学生に伝えることを目的に誕生したイベントです。本科目受講学生たちは、大学と連携協定を締結している県最南部の十津川村特産の杉と檜で創った木工品製造用素材を用いた商品づくりから、イベント名やロゴの考案、広報、会場デザインを企画してきました。

 5回目の開催となった今年度のマルシェは、新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、大学関係者のみを対象として開催されました。参加者は十津川村産の木材を用いて、木のアクセサリー、檜をカンナで削ってつくる香袋、杉の葉のクリスマス飾りなど、思い思いに作品づくりを楽しみました。参加者からは「クリスマス用の素敵な飾りができて楽しかった」、「木の香りが広がって癒された」、などと大変好評でした。  受講学生たちは、木の素材を知り木のある暮らしへの理解を深めるための体験と実践を通した学習を通して、作る楽しさや喜びを他の人々と共有し、主体的に地域の課題解決に関わる力を身につけることが出来ました。




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