[世阿弥自筆] 雲林院  全体図
 紙高25.9cm、全長191.4cm。楮紙。改装巻子本一巻。裏端書き「ウンリンイン 世」。奥書「応永卅三年十一月七日 世書」。世阿弥自筆。
 『世子六十以後申楽談儀』に南都薪猿楽南大門の能で金春権守が演じたとあるなど、世阿弥以前からの古能があり、それを世阿弥が改作したものと考えられている。また、現行謡本とは後場が大きく異なっている。
 内容は、『伊勢物語』の秘伝を求めて、芦屋の公光が京都紫野雲林院を訪れると、二条の后とその兄基経の霊が現れ、二条の后と業平の逃避行と、基経がそれを奪い返した話が語られる。『伊勢物語』の中世の古注釈書に拠って創られた夢幻能。

 
巻姿

巻姿

 
端裏

端裏

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