[世阿弥自筆]多度津左衛門  全体図
 紙高25.3cm、全長191.4cm。楮紙。改装巻子本一巻。
 巻頭に、明暦三年と宝永三年に記された添え状が二通添えられて、その後に、本来本文冒頭の裏端書きに当たると思われる「カヤウノモノクルイ タヽツノサエモン 世」と記す紙片が置かれている。「カヤウノモノクルイ」の「カヤウ」は「カウヤ(高野)」の書き誤りと考えられている。奥書「応永卅一年正月十八日 世書」。世阿弥自筆。
 内容は、讃岐国多度津の左衛門の娘と乳母は、出家遁世した父の行方を知るため讃岐善通寺に詣で、高野聖から父の所在を聞く。二人は高野に赴き、霊夢により不動堂に日参する僧に女人禁制故咎められる。乳母は曲舞を舞ううち狂乱し、寺に入ろうとして僧に打擲されるが、実は親子であると気付き、めでたく再会する。女物狂能
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