阪本龍門文庫善本電子画像集  古写本の部
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飛鳥井榮雅詠草

小 画 像

大 画 像

目録番号150
書名飛鳥井栄雅詠草
写刊別
冊数1冊
書写(刊行)年代室町中期
資料サイズ縦27.1cm×横19.7cm
備考袋綴



 本書は飛鳥井雅親(1416〜1490)の家集『亜槐集』の四季部のみから抄出したものである。春部96首、夏部68首、秋部120首、冬部54首、計338首を収める。『亜槐集』は雅親没後に、息である雅俊が編んだもので、初稿本である一類、一類を増補した過渡的形態を示す二類(流布本)、二類とは別に一類を増補した三類、定稿本たる四類と、増補の段階によって分類できる。

 本書は、これらの分類の基準となる歌の出入りが三、四類と全く異なること、三類のみに見られる歌順とは一致しないことから、本文系統を一、二類本に絞り込むことが出来、本文比較によって一類系統からの抄出と考えられる。

 尚、本書には室町中期書写の本文とは別筆の書き入れがある。これらを川瀬一馬氏は、本書の和歌を手本として作歌を試みた後人の書き入れとした上で室町末期頃の筆とし、又、巻末に見られる「建仁寺両足院」も同時期のものとされる。

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