「佐保塾 万葉の旅」を開催しました
第1回 佐保塾 万葉の旅−処女塚古墳と春の淡路島万葉−
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第1回「佐保塾 万葉の旅」 2016年3月30日(水)
坂本信幸先生と行く「処女塚古墳と春の淡路島万葉の旅」を開催しました。
当日は、初夏を思わす暖かい日差しのなか、50人の参加者とともに、万葉の故地めぐりを楽しみました。
敏馬神社の境内に立ち、人麿をはじめ万葉歌人達に詠われ、その後は歌枕の地として多くの歌人達に詠いつがれた敏馬の浦の景を思い描き、処女塚古墳に立って、
二人の男から愛され、死を選んだ葦屋(あしのや)の菟原処女(うないおとめ)の伝説に思いを馳せたりしました。
淡路島では、今も延々と続く慶野松原の松林の中にたち、人麿歌の「飼飯(けひ)の海」を眼前に眺め、海岸線に沿って走るバスの窓から、縹渺と広がる播磨灘の風光や、北淡ののどかな景色をめでつつ、野島に思いを巡らせました。万葉歌の「野島」より、今は断層の方が関心を引くかもしれません。
淡路と言えば「国生み神話」。初めて訪れた伊弉諾神宮が予想外にりっぱなことに驚かされました。樹齢900年という夫婦楠があり、そのパワーを貰おうと、木肌に触れる人で一杯でした。参道の脇には、金婚記念の夫婦の名が書かれた石碑がずらりと並んでいるのも現代的な眺めで面白く思いました。
明石大橋を目の前に望む高台からの展望を楽しみつつ、かつての松帆の浦のあたりを眺めました。今は太陽光パネルがずらりと並ぶ松帆の浦でした。
現代の景観の向こうに昔日の風景を思い描くひとときもまた楽しからずやというところでしょうか。花曇りの行楽のよき一日でした。
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