第23回佐保塾史跡めぐり(佐保会奈良支部共催)

 「佐保路の女性たち 〜法華寺・興福院を訪ねて〜」 を 開催しました


   
開催日:令和5年11月10日(金)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 雨の中、兵庫、大阪、滋賀、京都、奈良の各支部より43名の方にご参加いただき、11月10日(金)に第23回佐保塾史跡めぐり「佐保路の女性たち 〜法華寺・興福院を訪ねて〜」を無事終えることができました。
 新大宮駅前に集合したときは強かった雨脚も次第にやわらぎ、住宅街の中、阿弥陀浄土院跡横を通り、時間通り法華寺に着くことができました。
 法華寺は、尼寺ならではの細やかな心遣いが感じられる一方、門跡寺院らしい凛としたたたずまいのお寺でした。本堂では国宝「十一面観音菩薩立像」が特別開扉され、慈光殿では国宝「阿弥陀三尊・童子像」を特別に拝観することができました。50分足らずの滞在でしたが、本堂や慈光殿で各宝物の詳しい説明をしていただくことができ、皆様、お楽しみいただけたご様子でした。
 雨も上がり、歩道橋上から芸亭跡を確かめ、歴史の道を辿り、ホテルリガーレ春日野へ。奈良女子大学生考案の古代食を味わいました。
 午後は、美しく手入れされた野の花と静寂に包まれた尼寺、興福院を訪ねました。通常は非公開ですが、特別に、本堂のご本尊の阿弥陀三尊像を拝観し、客殿の襖絵や小堀遠州好みの庭園を拝見し、最後に温かいお茶とお菓子の御接待を受け、皆様ご満足いただいたようでした。
 雨脚の再び強くなる前に解散となり、雨の一日とはなりましたが、佐保路の二つの尼僧寺院を思い出しながら帰路についていただけことと思います。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

当日の風景









当日のポスター