第24回佐保塾史跡めぐり(佐保会滋賀支部と共催)

    「--今に残る江戸時代を体感する--」 を 開催しました


   
開催日:令和6年 10月24日(木)
行 先:彦根城とその周辺

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 36名の参加者の皆さんは彦根駅前に集合し、彦根城コースと平地コースに分かれて目的地を目指しました。彦根城コース30名は3班に分かれてボランティアガイドさんの案内で彦根城に向かいました。途中、元は47本あったという「いろは松」、石垣、櫓などの説明を受け、いよいよ天守へ向かう坂道に差し掛かります。最初の坂道を過ぎると映画のロケなどによく使われる天秤櫓の橋の下に出ました。今は頑強な造りになっていますが、昔は戦となったら落としてしまう橋だったそうです。坂を上ると橋の手前に彦根城固有種のオオトックリイチゴ(牧野富太郎博士発見)が枝を広げていました。橋を渡り、天秤櫓を抜けると太鼓門櫓があり、そこを過ぎるといよいよ天守です。
 天守は耐震工事が継続中で内部は支柱など工事関係の資材が多くみられました。天守の階段は61度と急なものでしたがほとんどの方が登楼されました。三層目から眺める景色は格別のもので特に琵琶湖を見渡すのは気持ちの良いものでした。
 その後大名庭園である玄宮園へ下る道を進みました。玄宮園は近江八景を模して造られたという大きな池がある庭園です。池を挟んで天守を見上げる景色は江戸時代を想像させるものでした。ここで平地コースの皆さんと合流しました。平地コースの方々は井伊直弼が部屋住み時代を過ごした埋木舎の見学の後、内堀観光を屋形船で楽しまれたそうです。
 そろって昼食場所である滋賀県立彦根東高等学校に向かい、被服教室をお借りして、地元の近江牛を使った弁当をいただきました。途中、同校の校長である伊吹先生が藩校の流れをくむ同校の歴史、甲子園出場、井伊家についてなど楽しく話してくださいました。集合写真を撮った後、彦根城歴史博物館へ向かいそこで解散となりました。館内ではボランティアの方の説明を熱心に聞いておられる様子も見られました。その後15時に登場の「ひこにゃん」の写真を撮って帰路につかれた方も多かったようです。天候にも恵まれ多くの方に楽しんでいただけた一日でした。
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当日の風景









当日のポスター