2004年は6月14-17日を中心とする日程で北海道に行ってきました。主要なルートと見学内容の概要は次のとおりです。参加者には,上記のコア日程の前後に,各自のテーマにそった調査を行って,発表会の場で調査報告をしてもらいました. |
第1日目:
千歳→美々(支笏火砕流、千歳川放水路計画と自然保護運動)→苫小牧(東港と開発の系譜)→二風谷ダム(アイヌ民族の文化とチャシ)→日高町→帯広(十勝平野の防風林;泊)
|
第2日目:
帯広(十勝平野の酪農、農業、地形発達史)→池田町(ワイン生産)→新得町→サホロ町(リゾート開発)→富良野(ラベンダー・チーズ工房と観光、十勝岳の火山泥流とハザードマップ)→富良野(麓郷)泊
 |
 |
 |
池田ワイン工場 |
上富良野市の砂防ダム |
東大富良野演習林 |
|
第3日目:
東大富良野演習林(北海道の植生と林業)→赤平(住友鉱山廃坑跡)→砂川→(石狩川の蛇行原と三日月湖)→石狩川河口(新港の建設と河口域の変容)→札幌市市街(札幌市の発展と変容)
 |
 |
 |
旧住友石炭赤平炭鉱立抗 |
石狩川蛇行原の三日月湖 |
石狩川河口 |
|
第4日目:
各自のテーマにそった調査へ出発
事前に文献等で勉強して,訪問地や疑問点,問題点を絞っておきます.また,聞き取り調査をする人にアポイントメントを取ったり,関係行政機関に資料請求などを行ってもらいました。帰ってからは,調査内容をまとめてPowerPointなどで結果発表をしてもらいます.大変ですが,大学での勉強、調査のおもしろさを感じる良い経験になるでしょう.教員や同級生との距離をぐっと近づける,良い機会にしてもらえればと思っています。
|