公用語 | 首都 | 面積 | 人口 |
---|---|---|---|
ネパール語 | カトマンズ | 147181ku | 2649万人 |
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現地時間2015年4月25日11時56分にネパールの首都カトマンズ北西77km付近、ガンダキ県ゴルカ郡サウラパニの深さ15kmを震源として発生した地震で、アメリカ地質調査所(USGS)によれば地震の規模はMw7.8と推定されています。
この地震の強震によってネパールでは建物の倒壊、土砂災害などにより甚大な被害が発生した。またインドや中国のチベット自治区、バングラディッシュなど周辺の国々でも人的被害が生じました。 地震動はメルカリ震度階級でIXがカトマンズで報告されている他、バラトプル、ビラートナガルでVIIIが報告されています。 ネパールやインド北部は元来地震が多い地域であるものの、建物はレンガ積みの耐震性のない脆弱な構造のものが多く、また山岳地帯では地すべりも発生しやすいなど被害が大きくなりやすい。特に人口が集中しているカトマンズ盆地は平均の深さが数百mになる湖底堆積物及び河川堆積物で盆地が形成されており、きわめて地盤が軟弱な土地である上、プレート境界断層の上盤側に存在している。また、ネパール含む中部ヒマラヤは地震空白域として知られていた為、地震に対して特に脆弱な土地であることが知られていました。また、標高5000m付近のエベレスト登山ベースキャンプ付近で大規模な雪崩が複数回発生し、登山客ら18人が死亡(2015年4月26日現在)しました。ロイター通信はこれを「エベレスト史上最悪の惨事」と伝えました。当時ベースキャンプには登山者、ガイドら約1000人がおり、より標高が高い「キャンプ1」と「キャンプ2」には多数が取り残されました。ネパールの山岳協会によると100人以上の登山者が下山出来ない状態が続いています。
2015年4月27日には現地で撮影されたベースキャンプを雪崩が直撃する映像と共に、現地メディアで26日現在22人死亡、217人行方不明と伝えられました。
ネパール地震の義援金を現地に送る活動は世界各国で行われています。そこで、本校でもネパール募金の有志と生徒会とで生徒に募金を募ったところ、何と132217円もの義援金が集まりました。その義援金は全額をシャプラニールに寄付しました。