生徒会紹介とは

生徒会紹介とは生徒会長、副生徒会長、学芸部長、体育部長、生活部長の5人が1年生の前に出て各役職の仕事説明や具体的にどのような仕事をするのかを説明します。そして、全学年各クラス(1年生含む)から二人ずつ学芸部員、体育部員、生活部員を決めます。そして1年生はこの説明の後にどの役職になるのかを決めるので、生徒会紹介は1年生の参考になります。また、今回はこの五つの役職だけではなく、代議員、選挙管理委員、生徒会の歴史などについても説明を行いました。生徒会の構成はこちら

代議員会

それでは今回説明した代議員について説明します。まず、代議員は生徒会長、副生徒会長、学芸部、体育部、生活部といった執行委員会とは独立した組織です。また、本会則には「会則および諸規定の制定、改正、廃止に関する事項、会費金額の変更、予算案及び決算においては代議員会の議決を経て生徒大会に付議する。そして、本会の主な行事の計画、五千円以上一万円までの予備費及び予算超過の支出においては代議員会で決定する。」とあるように学校内でもかなりの権力があります。

選挙管理委員会

次は選挙管理委員会について説明します。まず、選挙管理委員会は独立した組織です。また、本会則には本会則および別に定める選挙規定に基づき、本会の選挙の公平円滑を期するために開かれる常置の委員会であり、本会のすべての選挙事務を処理する。とあるように選挙を管理します。

生徒会の歴史

生徒会はこれまで色々なことを成し遂げてきました。まず1つ目は2003年の頭髪問題です。2003年までは前期生(中学生)であろうが後期生(高校生)であろうが頭髪 の染色・脱色・パーマネントは禁止されていました。しかし、生徒会はこれを後期のみ許すとし、決議が生徒大会(本会の最高議決機関)でなされ2004年に認められました。次は2006年に本校のスリッパの形状が足の発達の妨げになるとして変更されました。これも生徒会の成し遂げたことです。

選挙について

2014年度(2015年)2/19に次期執行委員と次期学園祭運営委員を決める選挙が実施されました。しかし、その投票を行うときに一部の選挙管理委員が代議員の選挙権がないことや、必ず候補者から選出しなければならないといった一部誤った説明(実際代議員に選挙権は存在する)を行いました。そして、その選挙管理委員の誤った説明を行ったクラスの有志の人たちが生徒会執行委員会に対して疑義申し立てを行いました。生徒会執行委員会はその疑義を受理したのち生徒会会則選挙規定第六十一条(@疑義の生じたときは直ちに選挙管理委員が、生徒大会の召集を要求しこれを審議する。A@の処置については生徒大会の議決による。ただし、緊急に処置を必要とする事項は、選挙管理委員が会長の承認を得て、これを処理することができるが、事後生徒大会の承認を必要とする。)のAに則り、これを処理し再選挙が実施されました。その後、生徒大会の承認(クラスで分散させて行われた)を得ることができ、この問題に関しては解決しました。しかし、今度は一人一票の投票権について疑義申し立てが出されました。この疑義内容とはまず、学園祭副運営委員長は二人を選出しなければならないというところから始まります。そして、候補者から自分が適切であると思う人が一人しかいないとすればその一人のみを選出し、もう一人は選出しないという人もいるのです。そうすると二人投票する人には二票投票権があり、一人投票にする人には一票しか投票権がないのです。これでは投票権が平等ではなくなってしまうのです。その投票権の不平等に関しての疑義申し立てを生徒会執行委員会は受理せず、代わりに生徒全員の前でこのことについて説明を行うという形を取りました。そして、終業式にて生徒会長がこのことについて説明を行い、今回の選挙問題は解決したのです。

今回の選挙問題からもわかるように、”生徒”が、この部分がおかしいといった疑義を提出し、それを”生徒”自らで対処する。これは本校の特徴であり、誇りです。