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奈良町セミナーハウス活動の様子

H18.12.04 建築構造学 耐震調査演習
 

 

建築構造学の「木造住宅の構造設計」に関する授業の一環として、木造住宅の耐震診断演習を行いました。
履修者は、午前中にセミナーハウスに集合し、木造住宅の耐震診断のための実地調査で観察すべきポイントについて説明を受け、実際にセミナーハウスの耐震調査の模擬実習を行いました。


実地調査では、土壁や小壁、貫など建物が地震力を受けたときに抵抗できる構造体の存在状況を調べていき、それらの種類や寸法を建物の図面に記入しました。同時に、建物の柱や土台などの腐食や劣化状況など、建物の耐震性に影響を及ぼす観察ポイントのチェックも行いました。
 

 


H18.10.24〜11.12 正倉院展期間中一般公開 & M-house project開催

正倉院展期間中、奈良町セミナーハウスの一般公開を行いました。
期間中は、平日平均約60名、土日祝日平均約100名、20日間の期間中計約1500名の方々にお越し頂きました。

また、2〜12日まで、住環境専攻修士1回生を中心として、「M-house project」と題した、
町家を活用した展示空間のデザインの設計・施工、設計課題の展覧会を開催。
さらに、3〜5日は、食物栄養学科を中心とした現代GP奈良漬プロジェクトと共同で、
奈良漬を利用した和菓子(奈良漬の蒸しケーキ)(先着30名)と、大和茶のサービスを行いました。

比較的規模の大きな町家に感心される方や、かまどなど昔の生活を思い出される方、
当時の周辺の様子を説明してくださる方など、色々なお話をお聞きすることができ、
建物の歴史や構造などについて多くの質問が寄せられました。

また、大学が街中に出て活動をしていることに対して評価も頂きました。
道行く観光客からは、道や店を聞かれることが多く、奈良町界隈の観光案内所的な役割も果たしていたと思います。

一般公開にあたっては、延40名程度の学生ボランティア、M-house projectメンバー、また、生活環境学部、文学部のゼミ・研究会等で利用していただくことで、対応を行いました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

←白く塗った木枠を組み、

↓白い布で3つの部屋を覆う
 床には発泡スチロールと不織布を敷き
  町家の中に異空間を創造
 

 

 


H18.9.22 熊本県立大学環境共生学部合宿研修 見学

 
 熊本県立大学環境共生学部居住環境学専攻の2回生の皆さんが、関西への合宿研修の最終日、奈良町を見学に来られたので、昼食後、GPスタッフ、生活文化専攻の大学院生・大学生を中心に、世界遺産元興寺、奈良町セミナーハウスのご案内をしました。
 その後、奈良まちづくりセンター理事長の室さんに、ならまち格子の家から奈良町振興財団まで案内をして頂き、まちづくりセンターの活動や奈良町の町並み整備と発展、変化のお話をして頂きました。そして、グループに分かれて、2時間弱、寺社や資料館、古くからの店や最近できた商業施設など散策をしてまわりました。
 県大の学生さんにとっては、奈良町の入り組んだ道、町家を利用したカフェや
雑貨屋など、魅力がたくさん合ったようですが、案内をした、大学院生・大学生に    
                      とっても、県外の大学生を案内する機会は初めてで、良い経験になったようです。

 


H18.8.4 土間整備 第2回


1日に引き続き、土間の整備。午前、午後の作業で、ようやく完了しました。
作業を手伝ってくれた皆さん、お疲れ様でした。


                   整備前                         整備後
 


H18.8.1 土間整備 


これまでの土間は、入り口近くが一部コンクリートでしたが、水道等のメーターが鉄板で覆われており、足元が悪く、
奥は通常の土だったので、造園の業者さんに指導していただき、土間の整備を行いました。
方法は3種類ありましたが、女子学生が中心なので、一番手軽な方法を選びました。
◆作業工程:
1.舗装などにも使う土(藁や凝固剤入り)を土間に2p程度の厚さで敷く
2.水をかけ、金ゴテでたたき、固める(夏場は1、2時間である程度固まる)
3.翌日に再度水を十分にかける
 


H18.7.21 世界遺産と地域計画(成果発表)
 






6月30日〜7月14日まで4回をかけて行ってきた世界遺産と地域計画のワークショップの成果発表を、地元の毘沙門町、十輪院町の皆さんをお招きして行いました。

ワークショップでは、町家の格子や外観、道・装飾物などの町の要素を取り上げて地域の特徴を分析し、世界遺産「元興寺」のバッファゾーンとしての地域のあり方を考えました。


 


H18.7.14 世界遺産と地域計画(奈良町調査) 

 







世界遺産と地域計画ワークショップ3回目は、各自の調査の進捗状況を報告し、引き続き、調査を進めました。
キャリアデザインゼミナールのメンバーは、当日行われていた毘沙門天祭について、
地元の方やお寺の方にヒアリングし、町や祭の歴史について調査しました。

 


H18.7.8-9 ネガフィルムの写真展 in セミナーハウス  

  
セミナーハウスを使った展示会等を行う上での実験的利用も兼ねて、
ネガフィルムで撮った写真だけを集めた写真展を開催しました。

七夕が近かったこともあり、笹と短冊を用意し、スタッフは浴衣でお茶のサービスを行いました。
珍しい二眼レフカメラも体験でき、ネガフィルム愛好者の方にも来ていただきました。
また、地元の方にも多数来ていただき、学生が町家をセミナーハウスとして活用することに対して、
町の活気が出るので歓迎しているとのお話や、町の歴史、祭に関するお話をいただきました。

〜2日間で約100人の方が来場。奈良町を歩く団体さんが入ってくれたり、ご近所の方がきてくれたりと、
セミナーハウスの周知や住民の方との交流にもつながりました。
写真の展示方法についてもいろいろと意見をいただき、今後の展示に活かしていけたらと思います。〜(島村)

 


H18.7.7 世界遺産と地域計画(セミナーハウス見学・奈良町調査) 
 

 

 

 



世界遺産と地域計画、及びキャリアデザインゼミナールで、
セミナーハウス見学とテーマごとの奈良町調査を行いました。
 


H18.7.7 奈良女子大学文学部 杉峰先生 外国人セミナー 

 


H18.6.30 世界遺産と地域計画 打合せ 


セミナーハウスの座敷で、今後の授業の進め方について議論しました。
元興寺周辺の資源を発見し、地域の皆さんにも、何らかの形でお披露目をできたら、と思っています。

※左の写真は、トラックなどが軒先にあたったようで瓦が破損していたため、修理中。


H18.6.12 上野ゼミ風景
                 
 

上野ゼミでは文化遺産を活かすまちづくり、
文化遺産の調査・保存に関する研究を行っています。

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