奈良女子大学 社会連携センター
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通訳者、翻訳者という役割   〜挨拶に代えて

 私たちは普段、空気を吸うように何気なく言葉を使い、その言葉によって表わされる考え方や社会の在り様、それらが担ってきた歴史的伝統を自明のものとして生きています。けれども異なる言葉を用いて物事を考え、社会を生き、歴史的伝統を積み重ねてきた人々に出会った時、自明であったことが全くそうでないことに気付き、驚きます。そして(よく言われることですが)、他者を知ることによって、自己がどのような存在であるのかを確認するのです。異言語・異文化コミュニケーションは他者によって自己を確認することを起点とし、他者を尊重することで差異を克服することを目指しますが、それは口で言うほど易しいことではありません。そんな時、通訳者、翻訳者による媒介があれば、コミュニケーションはよりスムーズに行えることでしょう。
 これは大学と、産業界や地域社会との関係にも当てはまることだろうと思います。各々の目指す方向も社会における役割も決して同一ではありませんが、例えば、大学が蓄積してきた「知」の厚みや社会における意義は、産業界や地域社会との交流によって光をあてられ、その輪郭がはっきりするのではないでしょうか。それは産業界や地域社会でも同じことです。
 奈良女子大学社会連携センターは、大学と産業界、地域社会との間に立ってコミュニケーションを円滑にする通訳者、翻訳者のような役割を担うことができるようつとめて参りたいと考えています。

奈良女子大学 社会連携センター長
鈴木 広光 Contents


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