只今研究中です！！
生活に密着した視点で、
健康で快適な生活を創造するための様々な環境条件について、
住環境学、建築環境工学、人間工学的な手法を用いて研究してしています。
生活の中には興味深いテーマがたくさんあります。

   

      

         
  
         
         
        睡眠時の体圧分布
      

         
     睡眠環境実験

         
         
 健康で快適な睡眠が得られる環境とは？
         

         
         
●目的　：　蒸し暑くて寝苦しい夏や、寒くて寝付けない冬の睡眠温熱環境を改善し、健康で快適な睡眠を得るためにどうすれば良いか。

         
     生理負担が少なく、自然な姿勢で眠るための寝具はどんなものか。それは体型や年齢により違うのか。

         
  ●方法　：　人工気候室を用い、寝室の温熱環境や，寝床気候等を変えて，最も快適な眠りの得られる環境を睡眠時の脳波，心拍，筋電図、皮膚温等を測定して，睡眠の深さや質を検討している。

         
         ベッド素材の違いによる寝心地の違いを、体圧分布、寝姿勢、寝心地感を測定して、検討している。さらに性別、年齢、体型による違いも検討している。
         
      
   

      

         
   

         
         
　作業環境の快適性実験
      

         
温熱環境評価実験

         
         
      健康で快適な温熱環境・冷暖房は？
         

         
         
●目的　：　人間の居住空間における居住性の評価に関わる実験の一貫として、温熱環境の快適性や作業効率について温熱的快適性の個人差はあるのか、快適で効果的な放射冷暖房・対流冷暖房、健康で快適な入浴方法と入浴環境について検討している。

         
  ●方法　：　温度・湿度・気流速度の制御可能な人工気候室を用いて、様々な温熱環境を再現して、被験者実験を行い、その時の、皮膚表面温度、体内温、心拍数、脳波等を測定し、温度感覚、快適感等を回答させ、どの程度の温熱環境が最も快適か、健康に影響を及ぼさないかなどを検討する。      
         
      
   

      

         
    

         
         
      学生寮の居住温熱環境調査
         
      

         
       居住温熱環境実態測定調査
         

         
         
実際の生活空間・住居での実態は？
         

         
         
●目的　：　人工気候室など実験室において温熱環境の人体に及ぼす影響を行うだけでなく，より普通の状態である実際の居住空間で，人が暑さ寒さをどのように感じながら生活しているか、調査し，健康で快適な温熱環境について追求するとともに、実際の環境には問題点を抽出し、その解決方法を提案する。

         
 ●方法　：　実際に居住している住居内の居間、寝室、浴室、脱衣室などでその温熱環境（温度・湿度・放射温度・気流速度），居住者の生理反応（皮膚温、心拍数、血圧等），心理反応（暑さ寒さの感覚、快適感、満足感等），生活行動・生活実態（冷暖房の種類と使用実態，生活行動，着衣量，食事量，生活意識等）を調査し、要因分析等を行う。
         
      
   

      

         
 

         
         
 　台所作業時の作業姿勢測定
         
      

         
     高齢者の居住空間の改善  
         

         
         
  高齢者にも安全で快適な空間は？  
         

         
         
●目的　：　２１世紀，日本は超高齢社会に突入しつつある。バリアフリー、ユニバーサルデザインの観点から，生理的機能の低下した高齢者にも快適な温熱環境や使いやすい空間を提案する

         
         ●方法　：　実験室も用いた行動実験、温熱環境の評価実験など様々な実験や日常生活での実測調査・アンケート調査を行っている。その結果をもとに、様々な設備や住空間、温熱環境での問題点を検討し、改善提案を行っている。
         
      
   

      

         

         

         
         
中国・新疆ウイグル自治区の住居
      

         
  中国・新疆ウイグル自治区における住環境と女性の生活
         

         
         
異なる気候風土を持った地域での住生活・住環境は？
         

         
         
　世界中の様々な気候風土を持った環境で、人間は生活しています。それぞれの地域にはそれぞれ特色のある住環境や生活があります。中国・新疆ウイグル自治区における女性の生活の調査研究グループに加わり、中国の新疆ウイグル自治区で、気候風土と住環境、女性の生活に関するアンケート調査、実態調査を行っています。
         
      

実験・調査設備

実験室（共有で使用させていただいている設備も多数あり）
　人工気候室Ａ（Ｅ棟２階、5m×5m×2.3m）：気流環境評価実験、個人差・高齢者実験など
　人工気候室Ｂ（Ｅ棟２階、3m×3m×2.2m）：浴室環境評価実験など
　環境調節室（Ｄ棟１階、3m×4m×2.2m）：睡眠環境評価実験、自由選択気温実験など
　環境行動学実験室１（Ｅ棟５階、3m×3.5m×2.2m）：気流環境評価実験、リラックス環境実験など
　環境行動学実験室２（Ｅ棟５階）：高齢者の動作実験、人間工学実験など
コンピュータ環境
　Windows、Macなど多数混在、UNIXや統計パッケージのSASも使います。
測定機器類
　温熱環境測定装置：温度計、湿度計、風速計、三次元風速計、放射温度計、赤外線サーモグラフィ等　
　　　　　　　　　　多点のロガータイプや携帯型など各種多数取りそろえています。
　その他環境測定装置：照度計、騒音計、距離計
　人体寸法計測：マルチン式人体計測計、皮脂厚計、座高計、脂肪計測、デジタルビデオ
　人体生理反応測定：脳波・筋電図測定装置、心拍計、血圧計、代謝計、体動計測、
　　　　　　　　　　皮膚温・体内温測定装置、熱流計、血流計、発汗計　等
　
などなど.....環境とそのときの人体反応を測定する装置を一通り揃えています。

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住居環境工学系研究グループ