韓国訪問
2002年7月7日から13日にかけて韓国,大田(テジョン=Daejeon)にあるKAIST(Korea Advanced Institute of Science and Technology=韓国科学技術院)に行ってきました.
(昨年度の韓国訪問記も参考にしてください)
ウォン購入
昨年度の訪問記では
・・・(ちなみに関西国際空港ではウォンは購入できませんでした).・・・
と書きましたが今回は関空でもウォンは購入が購入できました.ワールドカップ開催のおかげでしょうか.
バス
昨年度の訪問記では
空港の建物を出るとバス乗り場があります.大田行きのバスは乗り場 9A から出発します.私が探した限りでは時刻表のようなものはなく,バスの予定は横に文字が流れてゆくタイプの電光掲示板で表示されていました.ちなみに私は午後1時発のバスに乗りました.
運賃は13,000ウォン弱(13,000ウォンと聞いていたのですが13,000ウォンを出すと,何故かおつりをくれました)です.支払いは取りあえずバスに乗ってから中でします.
と書きましたが今回は大田行きのバスは乗り場は 8B に変わっていました.また運賃は13,800ウォンに変わっており切符は予め空港内で買うことになっていました.
ちょっと一言:
韓国には「始めれば半分済んだも同じ」と言うことわざがありますが,確かにあちらでは「取りあえず始めてみて後で実状を見ながら細かい修正はやってゆく」といったやり方が多いような気がします.このあたり一般的な日本人の考え方と違うところかもしれませんが,バスの乗り場が変わるなどと言うのはちょっとした修正と考えてあまり神経質にならないほうが良いのかもしれませんね.
KAIST での講義
KAISTでは3次元多様体論に関する講義をしてきました.
講義の様子についてはここを参照してください.
国立中央科学館
KAISTのすぐそばに国立中央科学館と呼ばれる展示施設がありますが,今回始めて見学に行きました.数学関係でも結構な数の展示がありました(因みにこの展示の内容についてはKAISTの Ko先生がアドバイスをされたそうです)が,その一部を紹介します.
数学者の紹介: 1
エッシャーに関する展示: 1
メビウスの帯: 1
国立中央科学館の前にある公園に置かれている巨大なメビウスの帯とその前に書かれているノ・テウ大統領(当時)の言葉(「我々の未来 ここで創造する」): 1,2