サマーキャンプ「歴史を科学する」を実施しました(8/19-22)

 
 

 本学では8月19日〜22日、考古学が大好きな女子高校生を対象に、サマーキャンプ「歴史を科学する」を実施しました。
4日間、奈良市内のホテルに講師とともに合宿し、大学での講義や実習、学外でのフィールドワークなど、歴史学習漬けになるプログラムです。
 本学古代学学術研究センターの大賀克彦特任講師に加え、北條芳隆氏(東海大学)、河野摩耶氏(近畿大学)を招き、次のような内容を実施しました。
 ■講義:「考古学とは」「時間を測る方法」「海のシルクロードとガラス」「卑弥呼が献上した勾玉」「第一次鉱山開発の時代」「自然災害と考古学」
     「朱の流通から見た歴史」
 ■実習:ガラスの着色実験
 ■フィールドワーク:唐古・鍵遺跡、橿原考古学研究所附属博物館、都塚古墳等の明日香村周辺の古墳、御所市所在の鉱山跡

 豊かな歴史に囲まれた奈良の地にある本学は、このサマーキャンプにおいて、考古学と文献史学の相違や考古学への科学的手法の適用を学ぶことにより、歴史の好きな生徒たちがより興味関心を深めることをねらいとしました。
 今後は歴史だけにかぎらず、他の学問分野についてもこのようなサマーキャンプを実施することで、女子高校生への教育を積極的に行い、女性リーダーの育成に貢献したいと考えています。

ガラスの着色実験

鉱山跡の調査 遺跡の見学


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