平成27年度奈良女子大学若手女性研究者支援経費採択通知式を開催しました(7月2日)

 

 7月2日(木)本部管理棟第2会議室において、今年度の若手女性研究者支援経費採択者に対する採択通知式が今岡学長、井上副学長、角田副学長、中島人間文化研究科長出席のもと開催されました。この支援経費は、大学院博士後期課程2回生以上の優秀な学生等に対し、その研究活動を支援するために、平成17年度から実施されています。
  採択通知式では、今岡学長から採択者ひとりひとりに採択決定通知書が渡された後、学長挨拶において「ギリシャは“物事を理性的に考える”という哲学の発祥の地であるが、そのギリシャもいまや財政破綻危機に陥っており、世界的に何が起こってもおかしくない時代である。また、日本は人口減の危機的状況にあり、大学も極めて厳しい状況にある。一方、なでしこジャパンの活躍からも分かるように、日本の女性は強さを秘めている。本経費は厳しい状況下にあっても、いいゴールを決めて欲しいという学長からのパスと同じである。この期待を汲んで、世界に誇れるよい仕事(研究)をし、なでしこのような存在になって欲しい。」と、ちょうど当日、ワールドカップの準決勝で勝利を収めた日本代表女子サッカーチーム『なでしこジャパン』になぞらえて、激励の言葉がありました。
  また、式典終了後には今岡学長、井上副学長、角田副学長および中島人間文化研究科長を囲んで懇談会が開催されました。懇談会では各採択者の研究課題の紹介が行われ、互いに自身の研究内容を他分野の研究者に説明し、理解を深める機会となりました。
  今年度は16名の応募があり13名が採択されました。採択者には「奈良女子大学大学院奨励研究員」の称号が付与され、総額378万円の研究支援経費が配分されました。
 


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