文部科学省「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」に採択されました


   「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」は文部科学省が公募する事業であり、大学が地方公共団体や企業等と協働して、学生にとって魅力ある就職先の創出をするとともに、その地域が求める人材を養成するために必要な教育カリキュラムの改革を断行する取組を支援することで、地方創生の中心となる「ひと」の地方への集積を目的としています。
  この度、本事業において、奈良工業高等専門学校との協働による取組み『共創郷育:「やまと」再構築プロジェクト』が採択されました。

事業概要
 本事業は『大和・紀伊半島地域の地方創生』と題し、大和・紀伊半島地域の国家発祥の地、日本文化継承の地としての歴史的重要性の再発見を通じて地方創生に取り組む。教育カリキュラム改革として、古来より綿々と続く伝統や文化の奈良を学生が体系的に学ぶことができる地域創生学講座の整備・構築、文化の創造ならびに地域社会の発展に寄与する実践的なプロジェクト形式教育の推進を大学間、自治体、産業界連携を通して行う。プロジェクト形式教育では、自治体・産業界のニーズを組み込む柔軟なオーダーメイド型指導体制と本事業が未来志向する地域像に向かって策定する科目の並行推進を奈良県内唯一の工学部に相当する高等教育機関である奈良工業高等専門学校と連携することで効果的に実施する。地域創生柱を担う人材を地域社会とともに育て、地域活性化(観光振興)、雇用創出の推進といった地域経済への研究資源の循環を、本事業を通して確立させる。

事業期間
 平成27年度〜平成31年度

 事業概念図
 事業協働機関との概念図
 奈良工業高等専門学校事業概念図

参加大学・高専
 奈良工業高等専門学校

参加自治体
 奈良県、下市町、十津川村、野迫川村

参加企業等
 奈良経済同友会、奈良テレビ放送株式会社、南都銀行株式会社、奈良交通株式会社、奈良県農業協同組合、奈良中央信用金庫、三晃精機株式会社、
 テクノス株式会社、河村繊維株式会社、社会福祉法人天寿会特別養護老人ホームひびきの郷、社会福祉法人恩賜財団済生会奈良病院

事業の一部を協力する大学
 奈良佐保短期大学

〈参考〉
  文部科学省のホームページ http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/coc/
  日本学術振興会のホームページ  http://www.jsps.go.jp/j-coc/index.html

   

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