奈良女子大学なでしこ基金緊急学生生活支援特定基金

　現在、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）が、世界規模で猛威を振るい、国内においても患者が急増し、終息の見込みは立っておりません。
　奈良女子大学では、学生の皆さんの健康を守ることと学習の機会を保障することを両立させるために、教職員一同で取り組んでいます。しかし、緊急事態宣言が出た以上、命か学修かをもし選べと言われたら、命を優先すべきです。そのため学生の皆さんには、何よりも自分が感染症にならないよう、そしてご家族など大事な人に感染させないよう、最大限の注意を払うよう、そして、それが医療崩壊を回避するためにも求められているという考えのもと、外出は控えるよう呼びかけています。さらには現在の居住地域を越えての帰省なども行わないよう呼びかけています。
　そこで、奈良女子大学として、日々の生活に困っている学生の皆さんに、なにかサポートができないかと考え、特に親元を離れ、現在一人暮らしをされていて、アルバイト等の収入減に苦しむ学生に対し、新たに「特定基金」を設立し、支援しようと考えました。学生の皆さんが、再び、安心して暮らせる日常を共に、一日も早く取り戻すべく、皆さまのご支援をお寄せいただきますよう、お願い申し上げます。

【募集期間】
2020年4月下旬 〜 2023年3月末日（受付終了）

【基金の使途】
集まった寄附金は、新型コロナウィルス感染症により困っている学生に対して、食事提供やその他経済的支援を行うために使用されます。

【支援対象者】
本学で学ぶ全ての学生を対象とします。

【緊急学生生活支援特定基金受入状況】

令和5年3月末日受付終了

	件 数	寄附額
緊急学生生活支援特定基金	234	12,937,000円

【緊急学生生活支援特定基金支出状況】

令和5年7月末日（事業終了）

主なサポート内容	金額
食の支援	2,628,140円
留学生への生活支援	2,376,600円
困窮学生への生活支援	3,400,000円
その他学業支援	2,593,843円
大学におけるアルバイト機会の創出	1,936,781円
合計	12,935,364円