研究紹介 |
私たちの身の回りの物質はすべて原子から出来ています。原子は正の電荷を持つ原子核と、負の電荷を電子とで構成されています。
原子核はさらに、陽子(proton)と中性子(neutron)からできていて、陽子と中性子はさらにクォークからできているとされています。
アップクォーク(u)2つとダウンクォーク(d)1つから陽子が、 アップクォーク1つとダウンクォーク2つから中性子ができています。
クォークから出来ているのは、陽子と中性子だけではありません。実は寿命の短い数百を超える粒子が、クォークの複合粒子として存在します。これを総じてハドロンと呼びます。
ハドロン物理学研究室では、これら数百を超えるハドロンの性質(質量や寿命、相互作用など)を理解することを目指した理論研究を行っています。 |
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