奈良女子大学ハドロン物理学研究室 本文へジャンプ
研究紹介


私たちの身の回りの物質はすべて原子から出来ています。原子は正の電荷を持つ原子核と、負の電荷を電子とで構成されています。

原子核はさらに、陽子(proton)と中性子(neutron)からできていて、陽子と中性子はさらにクォークからできているとされています。

アップクォーク(u)2つとダウンクォーク(d)1つから陽子が、 アップクォーク1つとダウンクォーク2つから中性子ができています。

クォークから出来ているのは、陽子と中性子だけではありません。実は寿命の短い数百を超える粒子が、クォークの複合粒子として存在します。これを総じてハドロンと呼びます。

ハドロン物理学研究室では、これら数百を超えるハドロンの性質(質量や寿命、相互作用など)を理解することを目指した理論研究を行っています。
イメージ