奈良女子大学 地域貢献事業 2021

紀伊半島の生物資源保全事業
−東吉野野外体験実習−

事業の概要・目的

 本取り組みは、共生科学研究センターが進めている共生科学に関する研究成果を地域社会に還元すること、次世代を担う子供たちに、奈良県、特に東吉野村の豊かな自然を体感し環境保全の重要性を認識してもらい、郷土に対する愛情を育むきっかけとするとともに、身近な自然、身近な現象を科学的に調べることの面白さを体験してもらい、自然科学への興味を深めることを目的とする。あわせて、四郷小学校跡地を利用した奈良女子大学大和・紀伊半島学研究所分室の施設の有効利用、東吉野村と本学の協力関係の深化、東吉野村の豊かな自然の認知度の向上・他地域との交流の機会提供に貢献することも目指す。
 東吉野村での野外体験実習は1999年度以来20年以上に亘り継続して実施しているものであり、毎年定員を超える応募があることから、この事業へのニーズは継続的に極めて高いことがうかがえる。昨年度は新型コロナ感染症の拡大のため計画通り東吉野村で実施することができず奈良女子大学構内での開催となったが、今年度は感染拡大防止・社会情勢への対応に留意しつつも可能な限り東吉野村で実施できる可能性を高めるため、日帰りの実習を、かつ時期を離して2回、実施する計画としている。
  

実施担当者・関連組織等

<<本学担当者>>
 大和・紀伊半島学研究所  共生科学研究センター 酒井敦ほか  

<<連携組織等>>  奈良県、東吉野村、東吉野村漁業協同組合

本年度の予定

4〜5月 概要決定、奈良県発行「イベントガイドブック」への情報掲載
  6月 東吉野村との連絡・調整
  7月 第一回(8月実施)の参加者募集・抽選、参加者への詳細連絡
  8月 8月1日 東吉野村野外体験実習第一回 実施
    (09:00〜18:30、奈良女子大学より貸し切りバスにて東吉野分室まで送迎)
  9月 第二回(10月実施)の参加者募集・抽選、参加者への詳細連絡
 10月 10月9日あるいは16日 東吉野村野外体験実習第二回 実施
    (原則として東吉野村の児童対象、現地集合・現地解散)

昨年度の事業の写真

  ※昨年度は新型コロナウイルス感染予防対策のため、規模を縮小して奈良女子大学構内で行われた。
アリ対戦実験 樹脂封入標本作成

リンク

奈良女子大学 大和・紀伊半島学研究所 共生科学研究センター

   

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