奈良女子大学 生活環境学部 住環境学科
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住環境学とは?
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平成23年度・博士前期課程住環境学専攻の授業
住環境学専攻の授業
住居論

住居と生活様式との関わり、住居と生活意識との関わりについて論じる。 住空間の型、住生活の型および住意識の諸関係を述べ、現代日本住居について、ライフスタイル、家族、集性、地域、社会環境等の視点からその系譜と 現況、その動向を論考する。

住居論演習

住居と生活様式・生活意識に関わる研究文献を購読、検討し、生活視点から住居計画・設計における創造性を高めるための演習を行う。

住環境史論

わが国およびアジア諸地域を対象に、住環境とくに歴史的市街地および都市住宅の形成過程を、社会システムとの関連において講述する。あわせて伝統的集落・町なみの保全・修景の理念とその計画手法についても検討していく。

住環境史論演習

近畿圏の伝統的集落、町なみを対象に、フィールド調査を行い、歴史的評価の手法ならびに実践的な保存修景計画策定に関する演習を行う。

建築環境論 I

温熱環境を代表例として熱的快適性(不快性)とその評価法に関する様々な考え方を言及するとともに、 音環境・空気環境などの様々な環境を取り上げて、それらが組み合わされた総合的な環境とその評価について考究する。

建築環境論演習 I

音・熱・空気環境に関して、環境の物理測定演習、生理・心理反応の測定法の演習、行動の分析法の演習を行い、 居住環境のあり方を理解すると共に、快適環境の計画手法を身に付ける。

建築環境論 II

安全で快適な生活を営むための視環境の計画方法について、環境、視対象、利用者の各面から論じ、設計者ならびに利用者の知識・意識の実状を踏まえながら、視環境の計画方法を考究する。

建築環境論演習 II

視環境設計に必要とされる基礎的物理量や既存の評価法・設計法に関する演習・具体的な計画例の調査や照明実験室での実習。

住環境デザイン論

白紙化を前提とした近代都市計画の問題点が明らかになって以来、既存環境を生かした集落や都市の再生手法の探求は、住環境の計画上欠かせないものとなっている。既存集落や都市空間、あるいは、それに対して行われた計画例などを参照しながら、居住空間や都市空間と呼ばれる空間の性質について論述し、計画手法について考察する。

住環境デザイン論演習

現実の都市を対象として物理的な既存環境についてその特性分析を行い、新しい空間としての再生計画を行う。既存環境に配慮しつつも自由で独創的な発想やアイデアを取り入れ、新しい住環境の創造手法について探求する。

住環境管理論

住まいの劣化現象とその原因および劣化の判定方法について、また、住まいの劣化と住宅材料や構法、周囲の環境とのかかわり、および住宅の維持管理とのかかわりについて講述する。住宅の耐久性を高める設計や管理のあり方について論考する。

住環境監理論演習

実際の木造建築物等を対象として、部材の劣化診断および耐久性評価を行う。各部材のおかれている環境や使用状況を考慮しながら、住宅の耐久性向上を目指した住環境の管理のあり方を探求する。

住居集合論

都市住宅の中心的形態である集合住宅に焦点をあて、居住世帯のライフステージ、ライフスタイルを考慮しつつ、住戸、住棟、住棟配置、屋外空間、共用施設など空間レベルごとの計画、設計のありかたについて検討していく。

住居集合論演習

新しいコンセプトのもとで建設された集合住宅の見学を通して、住戸、住棟、屋外空間および共同施設等の計画・設計の実際にふれる。また、文献によって海外の集合住宅の事例を紹介し、それについて相互に意見交換を行う。

地域空間政策論

地域空間を改変する制度、計画が地域社会、市民生活に与える影響を、歴史的に講述する。そのうえで地域調査の方法、計画技術の内容、経営計画的分析などを講述する。そしてそれらを包括した地域空間政策を体系的に論じる。

地域空間政策論演習

地域空間政策論の講義を受けて、具体的な演習を行う.課題は、特定の地域、地区を選択し、その地域調査、問題点の摘出、現行政策の検討、代替案の提案、アセスメントなどである。それらを実際に行い、地域のトータルな把握、分析、政策形成を演習する. 

住居計画学特論

ライフスタイルの多様化、高齢化の進行、地球環境問題の進行などに対応しつつ、既成市街地の住環境整備に寄与する都市型集合住宅のあり方を探ることは、今日の住居計画の大きな課題である。そのあり方を提案した実験住宅や在宅プロジェクトの具体的事例を解説し、都市型集合住宅の現代的課題と計画理論について論じる。

景観設計論

景観を自然環境に対する人為的干渉の結果として土地の上に立ち現れる 視覚像と定義し、その生成のメカニズムとプランニングならびにコントロールの方法について論述する。一連の講義のシークエンスは大きく2つにわけられ、前半では、過去における景観デザインの系譜を歴史的に概観するとともに理論的な枠組みを提示する。後半では、具体的な事例を通じて、実践的な課題について考えるための端緒を提示する。

景観設計論演習

公園緑地、集合住宅地、ウォーターフロント、中心市街地などのオープン スペースを対象として、具体的なランドスケープデザインの手法を実践的に 習得する。特に環境に配慮したエコロジカルな観点から、審美的な価値の 創造にむけたデザインの手法の可能性について試行するものとする。

住居構造防災論

人間の生活の器である建築物・住居は、地震や台風などの自然災害に対して、堅固な構造を持ち、人命を保護しうる性能を有する必要がある。安全な住居空間の構造計画を行うための、耐震構造設計の理論について講述するとともに、防災構造計画の手法について考察する。

住居構造防災論演習

建築物・住居の耐震構造設計・耐震性能評価のベースとなる解析・評価k手法に関する演習を行い、合理的な構造設計と耐震技術・装置とのかかわりに ついて理解を深める。法を用いて演習する。

生活空間計画論

時間を超えて存在してきた古今東西の都市・集落について、居住地・街区 レベルに着目して、その成立の理念・構成を学ぶ。本講義では、まず、私たちに身近な中国や日本の歴史都市における街区構成から講述し、その後、地域を広げて文化圏時系列によって代表的な都市居住地について学ぶ。

生活空間計画論演習

伝統的な村落や都市などの居住地においては、建物は、互いに連担して調和的な街区や街並みを形成している。こうしたアノニマスな建築物が建ち並ぶ際に、その背後にどのような理由や規則性があるのかを探る。

工学系学科との違い

住環境を人間・環境系相互浸透関係ととらえる視点から、そのあり方の理論的・実践的内容について体系的にふれる。とりわけ、ユーザー主体の住環境 デザインが、ハード・ソフト両面の質向上と集住文化創造をもたらす方法的側面を具体的に論じる。

住環境学特別研究

未定

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