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生活健康学コースの教員が担当する講義・実験の特色

 心身健康学科では、3回生で3つのコースに分かれて専門的な知見を身に着けます。生活健康学コースでは、衣食住、運動、休養、ストレスなど様々な視点から、生理学、人間工学、生化学、神経科学、薬理学、行動科学など様々な手法を用いて研究を行います。専門科目には、それぞれの研究方法の基礎を学ぶための実験や講義を複数用意しています。
 以下に、生活健康学コースの教員が担当している科目を記します。


1回生から受講可能な科目

健康な生活を営むために、国がどのような対策を進めてきたのか、なぜ健康であることが国策として重要なのか、健康に関連する法規を学習するとともに、予防医学的視点から生活習慣病や介護予防などについて幅広く学習します。生涯健康であるために、生活における健康とは何かを理解し、生活習慣病に関連する食や運動について学習するとともに、高齢化社会において、いかに体力を維持増進するのかについて、現状と今後について考えます。(心身健康学科:オムニバス科目)

心の健康に関わる諸要因について理解する。心身の健康とは何かを理解するうえで、心理学的側面からその理論や対人援助の技法を学び、こころの健康の専門家としての基本的事項を身につけることをねらいとする。そのために、心理学における研究法の特徴を幅広く学び、臨床心理面接などで用いられる基本的な知識とスキルを学び、心理面から日常生活と健康についてアプローチするための基礎知識を学習する。(心身健康学科:オムニバス科目)

日常生活における健康のあり方について学びます。日々の生活にある衣・食・住に関する基礎的な事象だけでなく、睡眠や運動などを含む生活習慣を含む生活現象を、生理学、栄養学、保健学、人間工学に基づく学際的な視点から学習します。講義を通して、健康で快適かつ安全な生活のあり方を考え、生活の様々な場面での健康増進への貢献について考えます。(生活健康学コース:オムニバス科目)

女性の様々な生体機能(身体の働き)は男性とは異なります。女性が一生を通して健康であるためには、女性のライフステージに伴う生体機能調節の変化について知り、健康の維持増のための環境や習慣を創造していく必要があります。本講義では、生体機能の性差におけるホルモンの役割を中心に、性周期、雌性行動、母性行動や育児行動の神経内分泌学的バックグラウンドについても解説します。(担当教員:鷹股)

生理学は生体機能のメカニズムを自然科学の立場から究明する学問であり、健康科学の基礎となる。生体は環境に各種機能が対応して反応し、内部環境を一定に保つ。これを恒常性(homeostasis)という。この授業では恒常性を維持するためにどのような調節機構が働いているかを講義する。 (担当教員:鷹股)

健康で快適な衣環境を創出するために必要な基本的内容を講述する。被服素材として用いられている繊維、糸、布、衣服への一連の流れ、衣服の色彩、染色について解説する。また、衣類の機能性保持の留意点、衣類の家庭での洗濯、ドライクリーニング、リサイクル技術や被服管理全般について解説する。(担当教員:原田)

2回生から受講可能な科目

生活習慣に深くかかわる疾患について、その病態生理を学ぶ。そのために必要な人体の構造と機能を理解し、生体機能調節機構とその破綻について基礎的な知識を習得する。身近で頻度の高い疾患を取り上げ、それらの発症メカニズムや治療、医療の実際について解説する。(担当教員:横山)

食健康を理解するために、栄養学、食品学、調理学、食安全性学などの観点から総合的に解説します。食べ物を美味しいと感じる味覚の原理、嗜好性や食べ物が体に取り込まれて栄養素としてどのように機能していくかを学び、食と健康の仕組みを考えます。(担当教員:吉本)

外部環境への適応や内的環境の恒常性維持のために、私たちの神経系は常に機能している。脳機能形態学では、まず、神経科学の成り立ち、脳の構造と機能局在、神経の種類と情報伝達様式を学ぶ。その後、特殊感覚(視覚・聴覚・平衡覚・嗅覚・味覚)の伝達様式や機能障害、高次脳機能や本能行動の神経基盤について学ぶ。(担当教員:高浪)

界面での現象は、界面張力と界面自由エネルギー、物質拡散等のパラメータによって支配される。界面の性質、界面張力の測定方法などについて説明する。電気二重層の形成による界面静電的現象と、電気浸透・電気泳動による界面動電的現象について、コロイド分散系と関連づけて説明する。界面活性剤、ゲル、コロイドなどの材料表面の微視的構造、機能性発現における界面の果たす役割について解説する。(担当教員:原田)

ヒトが日常生活を送る上で食事は重要な要素であり、健全な食環境は不可欠です。本講義では運動とからだの関係、栄養素がエネルギーやからだの構成要素として活用される栄養の仕組みを生理学的な理論について考えます。また、ライフサイクルに応じた運動・スポーツと栄養・食生活について実践に生かせる知識・スキルの習得を目指します。(担当教員:西牧)

ストレスは心身の健康に大きな影響を与えます。ストレスと心身の関連を科学的に理解することは、心身の健康を維持・増進するための方策につながります。この授業では、異なる種類のストレッサーによる急性ストレス負荷を実際に体験するとともに、生理学的測定によって急性の生体ストレス反応を評価します。また、慢性ストレスの生体に及ぼす影響を学び、自らの心理生理学的特性を計測・評価し考察することで、ストレスと心身の関連性について理解を深めます。(担当教員:横山)

生化学の知識をもとに、基本的な実験器具の扱い方を含めて基礎的な定量方法を学ぶ。また、動物実験を行うための知識やハンドリング方法を習得する。(担当教員:吉本)

栄養素は身体内に入って身体の機能に対して重要な働きをしていますが、血液、尿の物理学的/生化学的検査を通して、身体の健康状態を知ることができます。この実験では、生体試料、主としてヒトの血液と尿、を用いて、各種の物理学的/生化学測定をします。これらの実験を通して、各種物理・化学実験の実験技術を習得し、栄養と健康への理解を深めることを目的としています。また、腎機能、味覚、酵素反応についても学びます。(担当教員:鷹股)

着用により機能低下した被服の洗浄に用いる水・合成洗剤・石鹸および染料の基本的性質に関する知見および基礎的な実験法を習得させる。キレート滴定法による水の硬度測定、界面活性剤水溶液の表面張力の測定、メチルオレンジの合成と各種染料を用いた染色試験、人工汚染布の洗浄試験などの基礎的実験を行う。 (担当教員:原田)

基礎的な生体反応の測定方法に関する実習。環境が人体の機能や精神に及ぼす影響に関する実験を行い、実験方法や実験結果のデータ分析法について学びます。具体的には、1)知覚、平衡覚、温度覚を測定し、環境や内部環境による知覚の変動に関する実験、2)血圧や心拍数を測定し、運動時や刺激負荷時の生体応答に関する実験、3)自己の指向性や認知に関する実験等を行います。(担当教員:高浪)

3回生から受講可能な科目

生活健康学コースの各研究室でどのような研究が行われているかを知り、研究目的や内容について質疑応答をするとともに、研究に対する姿勢や考え方を学ぶ。学外の講師によるセミナーも予定している。 (担当教員:生活健康学コース全教員)

生活健康学コースの各研究室で行うセミナーに参加し、最近の研究を含む各専門領域の研究について、国内外の学術論文や資料を購読し、その内容について少人数の演習形式により討議する。これにより、発表やディスカッションの能力向上を目指す。学外の講師にセミナーも予定している。(担当教員:生活健康学コース全教員)

我々は、生活の中でさまざまな行動をしています。行動の調節は、神経活動やホルモンにより行われています。本講義では、行動の神経内分泌学的なバックグラウンドについて解説します。特に、摂取行動、日内リズム・睡眠、性行動など生きていく上で不可欠な行動とこれら行動と関連する攻撃行動、うつ・不安行動、対人行動、依存症などについて解説します。さらに行動に影響をおよぼす情動や学習・記憶についても解説します。(担当教員:鷹股)

他者および社会との関わりは、人々の健康に深く関連している。この授業では、対人関係を築くための社会行動を規定する生物学的基盤について、生後発達や系統進化の視点から講義する。参加型学習として、脳科学が社会に及ぼす影響についてディスカッションする。最後に、社会行動の総体としての個性、個性と心身の健康との関連性を医学生物学的視点から講義する。(担当教員:横山)

自律神経系は交感神経系および副交感神経系の2つの経路から成り立っており、それぞれの神経系の形態的な特徴について学びます。次の3つのテーマの学習を目標とします。①交感神経による標的器官への作用機序、②循環調節を例にとり自律神経反射による動脈圧調節の仕組み、③情動や記憶など高次神経活動と交感神経を介する循環機能とのつながりについて。(担当教員:吉本)

衣環境の管理について、衣服の着用や保管による機能性低下と関連づけながら解説する。具体的には、洗濯、しみ抜き、漂白、柔軟処理、糊つけなどについて講述する。また、洗剤の生分解性と安全性、環境問題について説明する。(担当教員:原田)

服はファッションだけでなく、身体をまもる役割を有するとともに、健康的な生活を維持するための身体の調節機能、精神面、運動・活動パフォーマンスにも影響します。この科目では、生命現象を機能の側面から被服の役割を捉え、被服を着用することによって、生体機能にどのような影響を及ぼすのかについて学習します。また、機能性ウェアの生体機能への効果を検証し、被服の未来について考えます。(担当教員:高浪)

人間の生活は、周囲の生活環境から影響を受けていますが、生活環境を改善する様々な行動をとっており、生活環境と人間生活の相互作用のなかで生活しています。人間をとりまく熱、光、音、空気、空間など環境面や、労働、休息などの行動の面から人間工学的な考え方をもとに生活をとらえ、生活環境計画との関わりで健康で快適な生活の要件について考えます。(担当教員:鍵本)

4回生から受講可能な科目

生活健康学の研究を行うにあたり、英語の学術論文の読み方や文献検索の仕方を習得する。さらに、最新情報である英文の総説および原著論文の読解力を養う。これにより、卒業研究の意義を理解しその問題点を論議する。学外の講師によるセミナーも予定している。(担当教員:生活健康学コース全教員)

生活健康学外書講読Ⅰに引き続き、最新情報である英文の総説および原著論文の読解力を磨くとともに、評価能力を養う。これにより、卒業研究の意義を理解しその問題点を論議する。学外の講師によるセミナーも予定している。(担当教員:生活健康学コース全教員)

これまでの学習を基礎に、生活健康学に関する専門的な研究課題に取り組む。Ⅰでは、研究の方向付けを行い、関連する資料、既往研究を調査し、研究手法に 習熟する。(担当教員:生活健康学コース全教員)

これまでの学習を基礎に、生活健康学に関する専門的な研究課題に取り組む。Ⅱでは、Ⅰでの学習をもとに、研究を遂行し、卒業論文を作成す (担当教員:生活健康学コース全教員)


博士前期過程の学生が受講可能な科目(心身健康学専攻)

心身健康学に関する多様な領域(生活健康学、スポーツ健康科学、臨床心理学)から、オムニバス形式で講義を行う。それぞれの領域の知見を深めるとともに、近接領域についても関心を広げることを目指す。(心身健康学専攻:オムニバス科目)

心身の健康を取り巻くさまざまな社会問題を運動・スポーツ、災害とストレス、犯罪、都市環境、スポーツ言説、可視化社会、いのちと死、身体などの視点から取り上げ、それらの現状や課題について講義する。(心身健康学専攻:オムニバス科目)

運動、ストレス、健康支援、生活環境等、最新の研究成果を学ぶ。また、研究計画、問題点の発見、研究の遂行方法、データのまとめ方、発表の方法等研究者として必用な技術を学ぶ。 (担当教員:鷹股、吉本)

学外の招聘講師によるセミナーに参加し、健康維持増進に関する最新の研究を学び今後の研究の方向性について考える。また、講演者の直接討論により論文には掲載されない研究遂行する上で大切なノウハウを学ぶ。生活健康論Bでは、健康支援、生活環境のほか、動物や人を対象とした、生命科学、生理学、神経科学などの研究分野を扱う。招聘者の予定により授業の内容の順は年度により異なる。 (担当教員:横山、高浪)

神経系の基礎的な構造と機能について授業する。神経系は独自の形態と特殊な機能をもっており、形態と機能を理解することが大切である。ここでは、神経系の全体的な概要を理解した上で、ニューロンとシナプスを中心にその独自の情報伝達と統合の仕組みを述べる (担当教員:鷹股、吉本)

環境の変化に対して、各調節系がどのように相互連関して機能しているかについて最近の論文(主に総説)を用いて解説する。特に水分欠乏や飢餓状態における自律機能および行動の調節のメカニズムを学ぶ。更に、これらに対する性ホルモンの影響についても解説する。(担当教員:鷹股)

環境の変化と飲水・摂食行動、生体リズムの中枢メカニズムに関する論文を講読する。論文を読み、その内容を授業参加者の前で紹介し、討論する。(担当教員:鷹股)

心と身体が密接に影響しあうメカニズムを病態生理学や脳科学から理解することは、健康科学や臨床心理学の専門職にとって重要である。心身相関の基礎的な知識や理論、脳と身体反応の機能的関連性に関わる最新の知見を学ぶ。(担当教員:横山)

心と身体が密接に影響しあうメカニズムを病態生理学や脳科学から理解し、新たな発見を探求することは、健康科学研究の担い手にとって重要である。心身相関の基礎的な知識や理論、脳と身体反応の機能的関連性に関わる最新の知見を踏まえ、自らの今後の研究の方向性について考える。 (担当教員:横山)

食品を摂取すると、生体内ではそれらを消化吸収し、自らの体内に合致するよう代謝される。そのため、生体は摂食によりその機能が変化し調節を行なっている。本講義では、自律神経機能を軸として摂食による生体機能の変化及び生体機能調節を講述する。(担当教員:吉本)

食と自律神経に関係する研究論文を購読し、作業仮説、実験方法、及び結果について討論することで、自身の研究にフィードバックさせる。また、新しい概念や知見を学ばせ、その内容について授業参加者の前で紹介しすることでより深く食が関わる生体機能性調節を理解する。 (担当教員:吉本)

行動神経科学の研究領域について学び、モデル動物を用いた運動、知覚、学習と記憶、生殖、社会性、情動、神経新生と変性に対する行動解析法について理解する。 (担当教員:高浪)

科学プレゼンテーションの目的と効果を学び、自分自身の研究を対象とする聴衆に合わせて組み立てる。また、お互いのプレゼンテーションに対する質疑応答を通して、研究の発展に結びつくようなディスカッションとは何かを学ぶ。(担当教員:高浪)

食健康管理学の研究領域について学び、運動とからだの関係、栄養素がエネルギーやからだの構成要素として活用される栄養の仕組みを生理学的な理論について理解する。 (担当教員:西牧)

食健康管理学の研究領域について学び、運動とからだの関係、栄養素がエネルギーやからだの構成要素として活用される栄養の仕組みを生理学的な理論について理解する。 (担当教員:西牧)

光や色がヒトの心理に与える影響について、視覚のメカニズムを踏まえて論文や書籍から解説する。また、実習を交えながら、心理評価実験の手法、評価方法や結果の読み取り方について学ぶ。 (担当教員:鍵本)

光や色が人間の心理・生理に与える影響に関する論文(日本語あるいは英語)の輪読を行い、ディスカッションを行うことで、実験の手法や、評価結果の読み取り、解釈について理解を深める。(担当教員:鍵本)

博士前期課程の学生が受講可能な科目(情報衣環境学専攻)

情報衣環境学専攻教員の研究をオムニバス形式で紹介する。(情報衣環境学専攻:オムニバス科目)

着用により低下したアパレル製品の機能を回復するための洗浄に関して、洗浄現象の要因であるぬれ、吸着、分散・凝集について表面自由エネルギーと界面電気化学の観点から説明する。また、家庭洗濯と商業洗濯の相違点を挙げて、それらメカニズムについて講義する。(担当教員:原田)

着用により低下したアパレル製品の機能を回復するための洗浄に関して、界面電気化学の観点から解説する。また、これらに関して近年発表された論文等を講読し、討論する。(担当教員:原田)

界面活性剤とコロイド粒子を複合化した新規機能性材料ならびに環境への負荷の少ないプロセスについて近年発表された論文等を講読し、討論する。(担当教員:原田)

界面活性剤とコロイド粒子を複合化した新規機能性材料ならびに環境への負荷の少ないプロセスについて近年発表された論文等を講読し、討論する。 (担当教員:原田)

衣環境の管理について、衣服の着用や保管による機能性低下と関連づけながら解説する。具体的には、洗濯、しみ抜き、漂白、柔軟処理、糊つけ、収納などについて講述する。また、洗剤の生分解性と安全性、環境問題について説明する。(担当教員:原田)

衣環境の管理について、衣服の着用や保管による機能性低下と関連づけながら解説する。また、これらに関して近年発表された論文等を購読し、討論する。 (担当教員:原田)

    博士後期課程の学生が受講可能な科目(心身健康学講座)

    生体は、環境の変化に応答して環境に適応することによって生命を維持している。生体が環境に適応するメカニズムに関して、先ず基礎的な内容について述べ、その後最新の研究の結果を解説する。特に、温度環境や光環境の変化、水分や食物の欠乏に対する生体の応答と生体内の性ホルモン環境が生体に及ぼす影響について取り上げて解説する。(担当教員:鷹股)

    環境の変化に対して、生体がどのように適応するかについて、最新の論文を講読してその内容について議論を行う。論文講読を通して、原著論文の書き方、生理学的なものの考え方、実験手法、研究の進め方を学ぶ。講読する論文は、環境と生体機能に関するもので大学院生が自ら興味のある論文とし限定しないが、環境に対する生体応答と性ホルモンに関する論文を読むことが望ましい。 (担当教員:鷹股)

    社会性の個体差やコミュニケーションの神経生物学的機構について最新の研究論文を概説する。ヒト発達段階や動物-ヒト間比較など発達進化論的な視点から、行動生理学、脳構造、脳内ネットワーク結合性、神経伝達物質との関連性を解説する。(担当教員:横山)

    社会性の個体差やコミュニケーションの神経生物学的機構について最新の論文を講読し議論する。購読論文は自らの研究課題に関連する当該分野あるいは他分野の論文とする。 (担当教員:横山)

    生体データの収録の基本的デザインの方法、その解析方法、まとめ方に地底実際に演習する。特に、神経性動脈圧調節に関する研究に必要な、血圧、心電図、筋電図、脳波、交感神経活動計測について詳細に説明する。 (担当教員:吉本)

    循環および体液調節機構に関する最新の論文を輪読しながら、それらの調節系の統御システムを学ぶ。また交感神経活動の中枢性修飾機構と循環調節について討論する。(担当教員:吉本)

    システム神経科学のうち、特に知覚のモダリティ、知覚と情動のクロストーク、本能行動、社会性行動に関する最新の論文を購読し、その内容をまとめて、授業参加者の前で発表し討論する。論文購読を通じて、原著論文の執筆方法、論理的な考え方、実験手法、研究の進め方を学び、自分の研究に活かすことを目標とする。 (担当教員:高浪)

    科学プレゼンテーションの目的と効果を学び、自分自身の研究を対象とする聴衆に合わせて組み立てる。また、お互いのプレゼンテーションに対する質疑応答を通して、研究の発展に結びつくような英語のディスカッションとは何かを学ぶ。 (担当教員:高浪)

    博士後期課程の学生が受講可能な科目(情報衣環境学講座)

    固体/溶液界面に作用する界面張力、吸着現象について講述する。電気二重層の理論に裏づけされた固体粒子と溶液界面の静電的現象と電気泳動のような界面動電現象について解説し、アパレル材料のみならずコロイド溶液系の安定性に関する理論的研究と関連させながら説明する。 (担当教員:原田)

    粒子汚れの洗浄ならびにそれに関連する現象の最近の研究例について取り上げ、文献を輪読する。疎水コロイドの安定性に関する理論と応用的研究、洗剤の成分である界面活性剤の構造とその安定性、乳化可溶化に関して討論する。(担当教員:原田)

    洗浄剤、繊維素材、加工剤の構造や機能性について講述する。界面活性剤とコロイド粒子を複合化した機能性材料については、合成手法、構造、機能性について詳しく解説する。衣環境分野における環境への負荷の少ない化学プロセス(環境負荷の少ない溶媒、効率的なエネルギー利用)に関して説明する。 (担当教員:原田)

    界面活性剤とコロイド粒子を複合化した新規機能性材料ならびに環境への負荷の少ないプロセスについて近年発表された論文等を講読し、プレゼンテーションならびに討論する。 (担当教員:原田)