国立大学法人奈良女子大学 生活環境学部・大学院
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 生活環境学部は、グリーン、サスティナブルで象徴される21世紀型ヒューマンライフをシステマティックに究明し、循環型社会の構築と安全で豊かな生活環境の創造に貢献します。21世紀の時代的要請を受けた、国立大学法人唯一のユニークな学部です。

 

生活環境学部長  今岡 春樹

学部長プロフィール

東京工業大学大学院総合理工学研究科
システム科学専攻修士課程修了
専門分野:アパレル工学・システム工学・ファジィ理論工学博士

 
 

 「21世紀対応の生活環境」を皆さんと共に作り上げて行きたい。その希望から生活環境学部が生まれ、成長しています。「生活環境学」は100年前に構想されたコトを扱う「家事学」、そして50年前に再構築されたモノを扱う「家政学」の伝統をふまえています。100年前の人々の生活や生産の場はほとんどが家で、外出は一生に一度、主として徒歩で京都や奈良、あるいは伊勢などを見学することができれば幸せでした。現在は多くの人々が海外旅行をし、世界の遠くで起こった事件がその日のうちに物価などに反映される時代となりました。このため、学部の研究対象は「家」からより広い生活圏である「生活環境」へと拡大してきました。しかし、教育において目指すものは大きくは変化していません。

 
 

 本学部の教育目標は「生活能力に優れ、社会をリードできる女性の育成」です。このことは、まず個人として心身が健康で経済力がある人になる、という意味です。そして、その力を周りの人々つまり社会に広めていく影響力のある人でなければなりません。このような考え方は、奈良女子大学の前身である奈良女子高等師範学校の時代から変わっていません。当時は高等女学校の教師としてそのような能力を発揮したものです。現在は教員の道と共に企業で活躍する場合が増えています。企業の志向は、ものを作ればよいというプロダクトアウトから消費者に喜んで頂くマーケットインへと変化してきました。消費者の多くは女性で、生活者の視点から商品の良し悪しを評価します。企業は、消費者に喜んで頂くために、「生活者の視点」を知りたくてしかたがありません。生活者の視点を正しく「科学の言葉」で表現できる人材を金の人材として希求しています。私達は皆さんを金の人材へと育成します。

 
 

 本学部は、「食物栄養学科」、「生活健康・衣環境学科」、「住環境学科」、「生活文化学科」の4学科構成となっています。衣食住の生活基礎を学べ、健康で文化的な生活を構想できるように設計されています。生活環境学部は家政・生活科学系の中で日本のトップクラスに位置しているため社会からの期待が大きく、先輩たちは大学教員や企業の高度専門職として幅広く活躍しています。入学試験は、食物栄養学科のセンター試験科目が理系のみですが、文系も理系も全学科受験できます。文系でも理系でも、構想力と集中力のある学生さんを期待しています。構想力は「目的を作る能力」です。集中力は「時間配分の上手さ」で実はリラックスできる能力でもあります。知識や能力を身につけるには「多くの時間」が必要です。人間の身体や脳は覚えたり忘れたりすることが「じっくり」しかできません。そこで、目的や集中が役立つというわけです。一夜では無理ですが中高校時代の6年間で皆さんは大きく変化したと思います。大学4年と大学院2年の6年間が次の「大化け」の時期です。皆さんの前には未知のそしてわくわくする大学という場があります。最高の教育スタッフと少人数教育が皆さんをお待ちしています。

 
 
 

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