昨年度に引き続き、今年度もカフェマテマチカを開催いたします。
（これまでの実施状況2007, 2008, 2009, 2010, 2011)

今、大学や研究所の研究者が、カフェなどでお茶やワインを飲みながら市民と一緒に科学の話題について気楽に語り合う「サイエンスカフェ」という催しが世界各地で行われています。 このようなサイエンスカフェの精神を生かし、奈良女子大学数学科では地域の方々に数学の面白さを知っていただくための活動「カフェマテマチカ」 を行っております。

今年度の開催を順次掲載してまいります。

つきましては、開催の１週間前までに事前にお申し込みください。
皆さまの参加をお待ちしています。

折り紙の数学

講師： 小林毅（奈良女子大学研究院自然科学系数学領域）

内容： 折り紙は日本の伝統的な創作物ですが、 最近は単なる装飾的な面だけでなく、実用的な 応用面でも注目されています。今回はこの折り紙を めぐる二つの話題（ミウラ折りと平面折りの決定性）に ついて紹介したいと思います。

主な募集対象：高校生以上（計15名程度）

開催場所：・蜉w近辺のカフェ（詳しい場所はお申し込・ﾝの際にお伝えいたします）
参加費：750円（こちらは飲み物、ケーキ代となっております。当日、会場にてお支払いください。）

数当てゲームの数理

講師： 篠田正人（奈良女子大学研究院自然科学系数学領域）

内容： 隠された数字を、ヒントから推測していくゲームをしてみましょう。何度かプレイすると、答えの数字の候補をどのように絞っていくと早く当てられるかがわかってきます。では理論上「もっともよい戦略はわかるでしょうか？簡単なルールの思考ゲームを題材にした研究を紹介します。

主な募集対象：高校生以上（計15名程度）

開催場所：大学近辺のカフェ（詳しい場所はお申し込みの際にお伝えいたします）
参加費：750円（こちらは飲み物、ケーキ代となっております。当日、会場にてお支払いください。）

リーマン予想について

講師： 松澤淳一（奈良女子大学研究院自然科学系数学領域）

内容： 皆さんは素数をご存じでしょうか．２，３，５，７，・・・これがあれば，他のすべての数は作れます・Dいわば数の元素なのです．「素数の性質がわかれば数について多くを知ることができる」そのように考えて数学者は研究を続けてきました．ところがこれがなかなか難しい上に，研究をすればする程，そこから垣間見える世界が奥深いことを知らされるのです．リーマン予想は，この素数の謎を解く鍵となると考えられています．今回は，素数の歴史とそこに登場する人物を交えながらリーマン予想の紹介をします．

主な募集対象：高校生以上（計15名程度）

開催場所：大学近辺のカフェ（詳しい場所はお申し込みの際にお伝えいたします）
参加費：750円（こちらは飲み物、ケーキ代となっております。当日、会場にてお支払いください。）