活動の評価(平成20年度)
受講生の声
よかった点
  • 他学科間、他学年と交流ができ、コミュニティが広がった
  • 理学部としての自覚がもてた
  • 達成感、充実感があった
  • 学生時代にコレがんばりました、と言える自信が持てた
  • 自分の行動範囲、視野が広がり社会に出た時、この経験が役立つと思う
反省点
  • ウェブサイトがあるということをもっと知ってもらう必要がある
  • リーダーに任せてしまうことが多く、ノウハウを習得できたというところまでは到達していない
  • 教えられたそのままを伝えるのではなく、自分の言葉で説明できるくらいの理解をしておくべきだった
  • 役割によって作業量の偏りが出ていたので、情報共有がまだ足りないと感じた
  • 個人として積極的に動かないと達成感は得られないと感じた
  • 準備期間が十分でなく、計画通りに進まないことが多々あった


教員による評価
目標達成度
学科ごとに教員が次の項目の評価を行いました
(目標達成度5段階評価)
  1. モチベーションの強化
  2. コミュニケーション能力の向上
  3. リーダーとしての資質涵養
当然のことながら、各学科ごとによって評価に差があるが、「モチベーションの強化」と「コミュニケーション能力の向上」に関する目標達成度はどの学科も高評価であった。 「リーダーとしての資質涵養」については、役割によって受講生の中でも偏りが見られたため、他に比べ評価が低くなった。 また「リーダーとしての資質」という評価定義が曖昧であったので、この項目について今後検討する必要がある。



次年度への課題
課題
解決案
活動開始時期が遅い第1回SOL学科合同会議を6月上旬に開催し、活動時期を早め、十分な検討・準備期間を確保する
広報活動のウェイトが大きい学科間協力の可能性を検討する
「リーダーとしての資質涵養」
の定義
「将来リーダーとしての立場に立った時に役立つ経験」だけでなく、より範囲の広いものとして定義づける。
受講者の単位数増加受講生の実働時間を把握後、判断する
安全管理について理学部全体のガイドライン、事故対応体制について具体的に整備する
評価方法
  • 各種アンケート内容を整理し、共通部分のフォーマットを決める
  • 新規開講のSOLUを評価するため、受講生向けアンケートを実施する
  • 外部評価委員会を立ち上げSOL教育面、地域貢献事業面での成果に関する評価を受ける
「サイエンス・オープンラボU」を開講したことにより、本取り組みの理念である「学科の壁を越えたアクティブ連鎖」「学年・年度を越えたアクティブ連鎖」実現に向け大きく前進した。 さらなる成果を得るため、学科レベルで実施される反省会・ガイダンスにおいて、本取り組みの趣旨を十分説明し、理解させることが重要である。