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授業料後払い制度について
令和6年度から大学院博士前期課程において
授業料後払い制度が創設されます。
この制度は、在学中の授業料を国が立て替え、返還は修了後の所得に応じて「後払い」とする仕組みです。
本制度を利用すると日本学生支援機構(JASSO)第一種奨学金を利用することはできません。「授業料後払い制度」と「JASSO第一種奨学金」の比較については、こちらをご確認ください。
※国より本制度の詳細が周知され、今後の対応が変更となる場合があります。
1. 対象となる方
以下の1.~4.すべてを満たす方が対象となります。
- 次のいずれかに該当する方
- 令和6年10月に本学の博士前期課程に入学した者
- 令和6年4月に本学の博士前期課程に入学した者で、学部で「高等教育の修学支援新制度」の対象となったことがあり、かつ、就労等を挟まずに入学した者
- 本人の希望に基づき、本学を通じて申請を行った者
- JASSOの修士段階を対象とした月額5万円又は8万8千円の第一種奨学金と同様の家計基準
及び学業成績基準を満たす者
- 過去に貸与を受けた奨学金の返還が延滞中である等、第一種奨学金の貸与を受けられない事由がない者
2. 後払いとできる授業料の額(支援対象授業料)
年535,800円を上限として大学が請求する授業料
※支援対象授業料はJASSOから貸与を受けるもの(=返還の義務が発生)であり、保証料の支払い(機関保証への加入)が必須です。
支援対象授業料に保証料を上乗せした金額が貸与額(以下、「授業料支援金」)となります。
3. 授業料支援金とは別に貸与を受けることができる額(生活費奨学金)
授業料支援金と合わせて、月2万円又は4万円から選択する額(無利子)の貸与を受けることができます。
※保証料の支払い(機関保証への加入)が必須であり、第一種奨学金における保証料の取り扱いと同様、上記金額から保証料が天引きされます。
※生活費奨学金の貸与を受けないことも可能ですが、授業料支援金の利用を申請せずに、生活費奨学金の貸与だけを申請することはできません。
4. 修了後のJASSOへの返還
授業料支援金及び生活費奨学金の合計額に達するまで、修了後の所得に応じ、口座引落によって返還します。
5. 申請方法(令和6年10月入学者対象)
申請書類一式を下記期間(土・日・祝日除く)の9時~17時に学生生活課窓口で配付します。希望者は受取にお越しください。また、郵送で申請書類を請求する場合、10月4日(必着)までに下記送付先へ、お届け先欄に自身の住所・氏名を明記したレターパックライト封筒を同封して請求してください。その際、請求する封筒の表に「日本学生支援機構授業料後払い制度書類請求」と朱書きしてください。
送付先:〒630-8506 奈良市北魚屋西町 奈良女子大学学生生活課学生支援係
- 申請書類配付期間
- 9月19日~10月4日 ※土・日・祝日除く
- 申請受付期間
- 9月24日~10月11日 ※土・日・祝日除く
- 提出先
学生生活課学生支援係窓口(F 棟1階)
※令和6年4月入学者対象の申請受付は終了しました。
6. その他
- 本制度と併用して本学独自の授業料免除制度に申請できます。なお、本学独自制度で一部免除と判定された場合は、免除額以外の額を授業料支援金として貸与を受けることになります。
- 本制度へ申請した場合、採用が決定するまで授業料の納入が猶予されます。
- 本制度に採用されなかった場合には、猶予された授業料を本学が指定する期日までに納入する必要があります。
- 本制度の利用の有無にかかわらず、第二種奨学金の申請は可能です。
- 第一種奨学金と同様に、毎年の適格認定及び業績優秀者免除の判定を行います。(詳細未定)
7. 各種リンク
奨学援助に関する連絡先
〒630-8506 奈良市北魚屋西町奈良女子大学 学生生活課学生支援係
TEL:0742-20-3258・3550 / FAX:0742-20-3370