大学案内

学長挨拶

奈良女子大学長 今岡 春樹奈良女子大学は平成16年4月1日から国立大学法人として新たな一歩を進めることになりました。法人化後すでに10年以上が経過しましたが、明治41(1908)年の奈良女子高等師範学校創立、昭和24(1949)年の奈良女子大学発足という歴史の中で「女性リーダーの育成」を使命として多くの有為な女性人材を輩出し続けています。

創立90周年記念や100周年記念でご寄附頂きました寄附金を原資とした奈良女子大学基金および奈良女子大学国際交流基金を統合して、平成26年に「奈良女子大学なでしこ基金」を創設しました。基金の名称である「なでしこ」は本学の学章の核となる中心部にひそかに配置されていますが、可憐でしなやかなイメージを持ちます。また近年活躍がめざましいサッカー日本女子代表「なでしこジャパン」のイメージから、応援団としての寄附者と在学生と卒業生がチームとして生涯助け合う姿を実現しようという意志も含んでいます。留学生や苦学生、優秀な学生への支援は無論、キャンパスを綺麗に保つこと、大学院生のための学生寄宿舎を用意することなど、多くの支援課題を持っています。

文化勲章受章者で、本学名誉教授であった、日本を代表する数学者 岡 潔博士(1901-1978)は、昭和24(1949)年から定年を迎える昭和39(1964)年まで本学で教鞭をとりました。岡博士は、「奈良は日本文化の発祥地で、民族としての劣等感を持たない時代の文化が栄えた所だけに、本当に良い所だと思う」とこの地を称揚しました。1300年前にこの奈良の地で、聖武天皇は東大寺に大仏を造立されるとき自分一人で造るのではなく、「一枝の草、一把の土」を持って協力したいという人々の心を大切にされました。その御心は可憐でしなやかですが、実は最強であることを教えてくれます。時を平成に移して同じ奈良の地から、私は本学を世界一の女子大学にするという大願を立てました。この大きな飛躍のために、これまでの皆様のご厚志に改めまして感謝いたしますとともに、今後ともご支援を賜りますようお願いいたします。

奈良女子大学長 今岡 春樹

お問い合わせ先
奈良女子大学なでしこ基金事務室

〒630-8506 奈良市北魚屋東町
TEL:0742-20-3938
E-mail:nadeshiko@jimu.nara-wu.ac.jp