学生の一日

学部生編


私たちの一日は、パソコンで自分のアカウントにログインすることから始まります。なぜかというと、”解析”をするからです。
私たちが扱っているのは「X線天文学」という分野で、主にX線天文衛星からの観測データを様々なテーマで解析しています。
例えば、

  • 銀河系にある天体の解明
  • 超新星残骸の構造の調査
  • 銀河群や銀河団についてや、未知の素粒子・ダークマターの検証

などがあります。

私たちの研究室は2009年に開設され、現在セミナー室、学生部屋が2部屋、実験室が1部屋あります。
セミナー室では、ゼミや会議(テレビ会議)を行ったり、研究室のメンバーのコミュニケーションの場となっています。学生部屋は広くてきれいで、8人の学生が和気あいあいと研究ライフを楽しんでいます。
また、4回生からそれぞれに1つずつパソコンと大きな机が与えられ、勉強に集中できる環境が整っています。

学部生の1日を紹介します

いろいろなパターンがありますが、一部を円グラフで紹介します。
例1例2
例3

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院生編

とある院生の研究室での1日

院生の1日を紹介します。院生は学部生のころとは違い、研究尽くしの毎日になってきます。午前中に登校して、ドアにかけてあるホワイトボード上の自分の名前のマグネットを「帰宅」から「在室」のところへ動かします。研究室には特に用事がない限り、月曜〜金曜の平日は毎日登校します。土日は基本お休みですが、しなければならないことがあったりや、勉強したくなった時には登校する学生もいます。
登校すると、まずPCでメールと研究室内HPに連絡やお知らせがないかを確認してから1日が始まります。授業やゼミがないときには、ゼミの準備や研究を各自で進めていきます。研究の相談や進捗状況の報告は先生と1週間に1度は行いますが、自分で考えながら研究を進める時間が学部の頃よりかなり増えます。
お昼には、全国でも満足度No.1の生協の食堂へ行ったり、冷蔵庫・電子レンジ・ポットが完備されている研究室で食べたりもします。午前中にゼミがある日は、先生とポスドクの方と一緒に食堂へご飯を食べに行きます。
また、研究室ではお茶係やイベント係、セミナー係、そうじ係、web係など各自に係を振り分けています。お茶係は研究室で飲むお茶やコーヒーを研究室全員から集金して買ってきてくれます。イベント係は研究室や大学のイベント(オープンキャンパスなど)を取り仕切ってくれます。研究室を全員が使いやすいよう、研究室外の方にも役立つように先生だけでなく院生や4回生も運営に一役買っています。
この研究室では特に休憩時間は決まっていないので、各自で休憩をとります。お茶を飲んだり、お菓子を全員に配ったりして気分転換をしています。
院生になると夜遅くまで研究をしていることがよくあります。帰宅するときは朝「在室」にしていたホワイトボード上のマグネットを「帰宅」にします。

週間の予定

 

1.2限 
 
       
 

院生ゼミ

10:00~

     
3.4限            
lunch
     院生みんなでlunch♪      
5.6限
 

前期講義/

後期ゼミ

X線天文学

 

前期講義/

後期ゼミ

銀河団宇宙物理学

   
7.8限
           
9.10限
           
 
 

 ゼミの準備

資料作り

       



だいたいの1週間の時間割です。
空き時間が多く見えますが、M1はこれに加え週2、3時間の講義が入ります。
研究(解析)、会議、ミーテイング、ゼミ準備、勉強、サイドワークの時間・・・などはこの空き時間で行います。
M2になると講義が減る分、研究にかける時間が多くなります。
締め切りが近かったり、忙しい時期には土曜や日曜も研究室を訪れる院生も見かけます。

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