古都奈良における生活観光

 

 

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古都奈良における生活観光 奈良女子大学
現代GP
平成19年度採択 現代GP 「古都奈良における生活観光」
−地域資源を活用した全学的教育プログラム−
  生活観光とは
代表挨拶  
奈良の観光の現状  
生活観光の定義
 
代表挨拶
これからの活動に向けて

 これまで進めてきた現代GPの活動の中で、地域で活躍しておられる様々な方々とのつながりができてきました。新しい生活観光現代GPは、その繋がりをベースに進めていきたいと考えています。そして、大きな特徴は、3つの学部の教員、学生の皆さんと、一緒に作り上げていくプログラムということです。全学部でひとつの教育テーマに取り組むのは、大学としてもおそらく初めての試みでしょう。試行錯誤の繰り返しになるかと思います。教員、学生、そして地域の皆さんで、一緒に良い教育プログラムへと仕上げていきたいと思っております。ご協力をよろしくお願いします。
生活観光現代GP代表 生活環境学部教授 増井正哉

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奈良の観光の現状
 本プログラムでフィールドとなる奈良市とその周辺地域は、歴史都市としてすでによく知られています。しかし、近年、奈良では従来の社寺仏閣中心の奈良像の魅力低下と、それにともなう観光業、地域商工業の不振が問題となっています。
 それに対して、新しい奈良像を模索する試みが始まっています。奈良市も第3次総合計画後期基本計画において、観光振興・奈良ブランド再生を掲げており、本プログラムはその地域再生に連動しています。

奈良市HP 「第3次総合計画後期基本計画」
http://www.city.nara.nara.jp/icity/

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生活観光の定義
 近年、観光に対する考え方が、大きく変化しています。芸術文化を鑑賞し、歴史を学び、環境保全に関わるなど、多様な体験としての観光のあり方が注目されてきています。奈良にこれを当てはめてみた場合、1)地域の資源として発掘されていない歴史遺産や祭り、芸能、特産物などがあり、2)歴史的景観や奈良公園のような市街地と自然の共生があり、さらに、3)旧市街地には歴史的景観とともにそこでの暮らしが残っています。これらは、まさに新しい観光の資源となりえます。奈良の人々にとって、こうした観光資源は身近な生活環境のなかに織り込まれています。それらを発掘・再評価し、その発展のための課題を明らかにすることが、地域づくりにつながっていきます。
 このような地域の生活環境の再評価と観光による地域の活性化を、ここでは「生活観光」と呼んでいます。生活観光の発展は、地域資源の価値を高め、新しい奈良像の形成に直結すると考えます。本プログラムでは、地域の人々とともに地域資源の発掘と再評価を行い、それらの資源をコンテンツとする新しい観光の設計をすることで、地域づくりに貢献していきます。

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