設備

遠隔システムなど研究教育設備の紹介

講義室(遠隔講義システム)

講義や研究指導では、奈良女子大学とお茶の水女子大学の講義室の様子をリアルタイムに接続して双方向のインタラクションを可能にする、遠隔講義システムを使用します。それぞれの大学にいる教員と学生が対等に近い状況で一緒に学ぶことができます。

固体高分解能NMR測定装置

繊維の原子・分子レベルの詳細な構造や運動性は繊維の性質を決める上で最も重要な 要因の一つです。固体高分解能NMR測定装置はこの繊維の固体状態の詳細な分子構 造と原子・分子レベルの運動性を明らかにすることができ、繊維性能の改善や新たな高機 能繊維の創成の指針を与えることができます。

モーションキャプチャシステム

衣服やウェアラブルな装置が人の活動に及ぼす影響を評価するために、広範囲かつ高精度な計測が可能なモーションキャプチャシステムを導入しています。計測結果は、大画面マルチディスプレイシステムを用いて確認することもできます。

生活環境シミュレーター

生活環境が人間の安全・健康・快適にどの様に影響を与えるか追求するために、様々な環境条件において人体の生理的・心理的反応を捉える実験を行っています。温湿度や照明(照度、色温度)など環境条件を緻密に制御できる複合実験室(450×223×510cm)と温熱実験室(407×230×302cm)の2室の人工気候室を独立して制御可能です。温熱快適性の研究や熱・光・音環境の複合影響、睡眠実験や入浴実験の研究や、2室を使って生活場面を想定した実験を行っています。

その他

3Dプリンタや3次元計測器、レーザラマン顕微鏡など、教育研究を支援する多くの設備・機器を導入しています。