大学院生が意欲的先進的な研究が進められるように、また、必要な研究活動を企画し実施する能力や自主性を高めるために、いくつかの支援を行っています。

　大学院生が自ら企画、広報し、実施後に総括、報告を行うという、研究セミナーの主催にかかる一連のプロセスへの意欲的な取組みに対して、(1)研究セミナー講師の招聘にかかる講演謝金と旅費、(2)研究セミナー開催時の映像機器の貸出し、(3)広報のためのポスターやチラシの印刷、(4)報告書の冊子体製版などの実施支援を行います。

応募条件

大学院イニシアティブ関連4専攻の大学院生が自主的に企画・運営する研究セミナーであること。

注意事項

研究セミナーの開催時には、配布資料の保存やアンケート調査の実施などの他、実施状況のビデオ撮影などをお願いする。

成果報告

実施後、所定の書式で実施報告を作成（印刷・製本）する。

今年度の公募予定

当該専攻生であれば、内容、領域、企画者の専攻・コース等自由で、年間、数件程度採択予定（募集時期5月頃及び10月頃の２回を予定、開催時期9月末（前期分）、2月中旬（後期分）までを対象）。
なお、「研究プロジェクト演習」（博士後期課程）の受講者については、上記とは別に、科目履修として「自主企画による研究セミナー」に取り組む。

　大学院生が自らの研究成果を原著論文として学術雑誌などに投稿するための投稿費・論文別刷代にかかる経費の一部（または全部）を助成し、大学院生の研究成果公開経費に対して助成を行い、大学院生の研究成果の公開促進のための支援を行います。

応募条件

大学院イニシアティブ関連４専攻の大学院生が自らの研究成果を国内外の学術雑誌に掲載する場合で、応募者が論文の第一著者であること。

助成対象

研究成果を学術雑誌に掲載するための投稿費・論文別刷代。ただし、応募時に助成対象期間内（年度内）に掲載されることが決定しているものに限る。

成果報告

研究成果を公開した学術雑誌に掲載された当該論文の別刷り、あるいは、当該部分のコピー（別刷代の助成を受けない場合）。

今年度の公募予定

前期（募集時期7月頃を予定）、後期（募集時期1月頃を予定）の2回に分けて行う。

大学院生が所属する学会の大会で発表する場合、その大会参加費の一部（または全部）を助成する制度

応募条件

大学院イニシアティブ関連４専攻の大学院生。

助成対象

学会大会で報告した場合の大会参加費。

今年度の公募予定

募集時期4月頃を予定 。

詳細

http://www.nara-wu.ac.jp/initiative-life/information_gakkai.html