
新しい教育課程では、修士論文と博士論文の作成に向けて、コースワークを充実、強化しています。具体的には、博士前期課程・後期課程を通じて、5つの科目群から成る教育課程を実施します。
従来の専門科目を【専門基礎群】【専門応用群】【論文作成】に分類して科目の位置づけを明確にしました。
さらに、研究者養成をサポートするために【研究マネジメント群】と【キャリア形成群】の2つの群を新設しました。
●専門基礎群
専門に関する基礎的・高度化された知識の習得
●専門応用群
生活フィールドにおける課題発見からデータ収集、分析・考察に至る課題解決能力の習得
●論文作成
研究の実現としての修士論文、博士論文の作成
●研究マネジメント群
研究を自ら運営し遂行する能力の習得:成果還元方法、高度な発表技能の習得を含む
●キャリア形成群
女性自らのライフコースに応じた研究職キャリアの形成過程の理解と研究職技能の形成
5つの群を有機的に学ぶことで、高度で応用可能な専門性を向上させると共に、自らの研究を営む自主性や創造性を育て、ライフコースに応じたキャリア形成を可能にし、フィールドにおける課題の発見と解決を実現する優れた女性研究者の養成を目指します。
