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活動状況

大学院生の自主企画研究セミナー

院生自ら企画運営する研究セミナーです。
※一般公開(どなたでもご参加いただけます)


kokuchi
平成17年度 イニシアティブセミナー 
告知ポスター
(.pdf)


こども
ポスター(.pdf)
 
 セミナー(1)

「未来の子どもの姿

  −メディア社会の変容の中で−
日時 2006年2月19日(日)13:00〜17:00
場所 文学部N棟1階会議室
登壇者 足立絵美氏(本学大学院生)
大西 薫氏(本学大学院生)
沖林洋平氏(広島大学教育学研究科助手)
土方由起子氏(東大阪市立孔舎衙中学校教諭)
渡辺和香氏(わたなべ助産院院長 NPO法人代表)
企画 石上浩美ほか(本学大学院生)
<報告>  
 今回のセミナーは2006年2月19日(日)13:00-17:00,N棟文学部会議室で実施した。その目的は,講座として一貫した研究組織の活性化を図ること,学内外からの若手研究者や実践者を話題提供者として招き交流する場を形成すること,全体討議の中から「未来の子どもの姿」を描き,「大人社会がなすべきこと」を考える,の3点であった。多様な話題提供をもとに議論は白熱した。特に子どものリアリティ認識・育成というメディアリテラシー教育的な課題と,子育て支援方策上の課題では,大きな宿題を抱えたように感じている。
  今回はセミナーとしての形式を整えることはできたが,セミナーの企画・運営・内容には改善点が多々ある。ユビキダスネットワーク社会のありかたも含めて今後の課題としたい。


(文責: 人間文化研究科博士後期課程社会生活環境学専攻 石上浩美)



アメリカ
ポスター(.pdf)
 
 セミナー(2)

「日本・アメリカ・スウェーデン・オランダ
  の家族生活

   −生活経験者から学ぶ家族文化比較 −
日時 2006年2月23日(木)13:00〜16:00
場所 E棟 E308
講師 吉本真紀氏(SAJ(ステップファミリー・アソシエーション・オブ・ジャパン)代表)
企画 磯部香ほか(本学大学院生)
<報告>
 本セミナーは、2006年2月23日(木曜)13:00よりE棟307教室にて、SAJ(ステップファミリー・アソシエーション・オブ・ジャパン)代表の吉本真紀氏を講師に迎え開催した。セミナー参加者は10名であり、内訳は学内9名・学外1名。学内9名のうち2名が前期課程院生、5名が後期課程院生、2名が教員であった。吉本氏は2001年よりSAJにて子連れ再婚当事者支援活動を行っているかたわら、22歳で渡米し就職・結婚・子育て・離婚を経験された。その後再婚とともにスウェーデン、オランダに移住されている。そこで、当事者支援活動における実践的な問題解決の手法とともに、異なる家族文化のなかで生活された経験談を吉本氏にうかがい、生活者の視点から各国の生の情報を学ぼうという趣旨で開催した。当日は、机上の学びでは得られない各国の政策や家族生活のありようについて議論が白熱し、終了時間が当初の予定よりも1時間延長した。 



(文責: 人間文化研究科博士後期課程社会生活環境学専攻2年 菊地真理) 



 

ポスター(.pdf)
 
  セミナー(3)

 「現代社会への視点」
日時 2006年2月27日(月)14:00〜17:00
場所 文学部N棟3階N334−2
講師 奥村隆氏(立教大学社会学 教授)
テーマ 「社会的なものと社会学的なもの−『他者といる技法』以後−」
企画 村田賀依子ほか(本学大学院生)
<報告>
  セミナー(現代社会への視点)「社会的なものと社会学的なもの―『他者と いる技法』以後−」は、2006年2月27日月曜日午後2時から、文学部北棟3階 N320-3教室(共通ゼミナール室)にて行なわれた。セミナー開始前には、参加者に 「名前と所属」と「研究テーマ(の一覧)」に記入後、机上に置く名札を作って もらった。この「研究テーマ」はセミナー後半の質疑応答の際に講師に渡し、 机上の名札と対照させることで、議論がスムースに行なわれるよう意図した ものである。  2時間程度の講演後10分程度の休憩をはさんで、後半の質疑応答へ移った。 フロアの院生や教員からの意見・質問と、講師からの丁寧な返答が活発に行われ、 セミナーは予定時間を大幅に超えた充実したものとなった。


(文責:社会生活環境学専攻 博士後期課程  村田賀依子  
複合領域科学専攻 博士後期課程  松原千恵)



セミナー(4)
「環境政策と環境評価」
日時 2005年12月27日(火)
場所 生活環境学部E棟3階E307室
講師 浅野耕太氏(京都大学人間・環境学研究科助教授)
企画 水野和代ほか(本学大学院生)

<報告>
  環境経済学や環境政策について授業で学んだことを基に、「環境政策の効果は概して”見えにくい(市場価値に直結しない)”けれども、その効果を”見えるようにする”ことは可能なのか」について学習を深めたいと望み、環境評価の専門家を招いてセミナーを実施した。具体的な研究事例を豊富に採り上げて、環境評価(環境に対する人間の選好の計測)の基本的な考え方、様々な手法について解説された講演内容とその後のディスカッションは、自分たちの研究にとって示唆に富むものであった。
 

(文責: 水野和代、神澤佳子  
奈良女子大学人間文化研究科博士前期課程人間環境学専攻生活経営福祉学コース)

 


 




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