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学生の声

 

在学生の声

■スポーツを勉強したいという意欲さえあれば
スポーツ科学コース 2012年度 3回生 Nさん  

私は高校時代、運動部に所属していた訳ではなく、どちらかといえば運動音痴の部類です。実習の授業も当然ありますが、運動の能力よりも、むしろ「チャレンジしてみよう」という姿勢を先生も、学生も大切にしています。そのため、運動初心者の私でも、気兼ねすることなく、楽しんで実習に参加することが出来ています。私は自分自身が大のスポーツファンであることから、スペクテイタースポーツとスポーツファンの関係性について興味を持ち、スポーツ科学を勉強したいと思いました。スポーツと言うと、競技者に注目されがちですが、私はファン視点からのスポーツ科学をテーマとし、そのテーマをより具体化させるべく今、広い視野からスポーツについて勉強しています。運動能力に関係なく、スポーツが好き、スポーツを勉強したいという意欲さえあれば、その意欲を十分に満たしてくれる環境を提供してくれるのが、奈良女子大学のスポーツ科学コースです。

■目指したい方向を発見
スポーツ科学専攻 2006年度3回生 Kさん

奈良女子大学スポーツ科学講座では、スポーツ場面における人体の仕組みを学ぶ授業、スポーツを社会学的な視点から考える授業、スポーツの歴史を学ぶ授業など、様々な視点からスポーツについて学ぶことができます。その中でも私が興味を寄せているのは、スポーツ生理学と呼ばれている分野です。奈良女子大学では、概論授業を通して人体の構造や仕組みを学ぶことができるだけでなく、実験実習を通して実際に自分の目で見て学ぶことができます。また、奈良女子大学スポーツ科学講座は学生の数が少なく、学生同士、学生と先生方との距離が近く、授業中には学生全員が積極的に授業に参加し、質問等もとてもしやすい環境です。学生同士の結びつきも大変強いと思います。私はこの専攻で自分の目指したい方向を発見することができ、また困ったときに頼れる仲間に出会うことができ、毎日楽しい大学生活を送っています。

■知識を生かすことのできる教育の現場で活躍したい
スポーツ科学コース 2012年度 1回生 Oさん

わたしはこの春希望であったスポーツ科学コースに入学しました。1回生の授業ではスポーツ法学やスポーツ心理学、スポーツバイオメカニクスなど、スポーツ科学が扱う様々な分野の勉強をすることができます。奈良女子大学は少人数制であるために、先生と生徒の関係が非常に親密です。多くの先生方や先輩方からアドバイスをいただき、充実した日々を過ごすことができています。クラブ活動ではラクロス部に所属しています。スポーツ科学で学んだことを実践で生かすことができるのが非常に楽しみです。また、現在附属高校で6年間所属していたテニス部の指導にあたっています。個人競技での精神面の大切さを感じたため、将来はスポーツ心理学を専門的に学びたいと考えています。スポーツに関する精神的な問題や身体面と心理面の関係などを学び、大学で身につけた知識を生かすことのできる教育の現場で活躍したいです。

卒業生の声

■自由と優しさにあふれた大学
スポーツ科学専攻 2006年9月早期卒業 Wさん (株)小学館勤務

奈良女子大学は私にとって自由と優しさにあふれた大学でした。自由であるがゆえに自らのかかわり方が問われる授業。そんな環境で自分の好きなことに全力で取り組む仲間と、それを支えてくださる先生方。最終学年には、そんな先生方の後押しを受け、仲間たちと離れて半年間の海外留学をすることもできました。自分「一人」の決断ではありましたが、しかし優しい仲間たちの後押しのおかげで「独り」ではないことを感じながらの半年間でした。
息抜きの散歩コースは東大寺や二月堂、読書に疲れたときはわらびもちとお茶でリフレッシュ。朝の校門、昼の運動場、夜の図書館で迎えてくれるたくさんの鹿たち。そんな自然と文化に満ちあふれた環境で素晴らしい学生生活をぜひ送ってください。

■考え方を学ぶ
スポーツ科学専攻 2011年3月卒業 Kさん 東海旅客鉄道(株)勤務

大学時代に学んだ考え方が、今仕事をする上でとても役に立っています。それ は、仕事の価値を見出すということです。仕事の中にはやりたくない仕事もたくさんありますが、その仕事は会社の中でどんな位置づけで、なんのためにやるのか。その仕事の価値を見出すことで、責任感をもち誇りを持ちながら仕事をすることができます。
部活動では、初心者から始めたスポーツで、レギュラーにもなれず、正直なと ころ、退部してもっと楽しいことをしたいと思うこともありました。しかし、 技術的にはひっぱれなくても、同じ初心者から始めた後輩を引っ張っていき、チームの底上げをするという役割を見つけることができ、諦めずに最後まで続けることができました。
大学時代は、自分自身で時間の使い方を選べます。何に挑戦して、何を学ぶかは自分次第です。奈良女子大学の場で色々な経験を活かし、自分自身の価値を高めてください。

■興味と知識を活かした職業を目指す
体育学専攻 1994年3月卒業 Kさん(株)ワコール人間科学研究所勤務

現在の仕事の内容、体育学で学んだことがどのように活かされているかなどについて現在は、女性のからだの形、生理、心理の研究から、インナーウェアを開発する仕事をしています。最近取り組んだ開発品としては、「はいて、歩くだけで自然にエクササイズ歩行になり、ヒップやおなかの引き締めが期待できるインナーウェア」や、「着用するだけで、無理なく美しい姿勢に導くインナーウェア」等がありますが、いずれも大学時代に学んだ筋や骨格に関する知識が活かされています。もともと、ひとのからだに興味があり、体育学教室では運動生理学を中心に学んでいましたので、大学時代からの興味と知識を活かせるお仕事に就くことができたのは、とてもラッキーなことだったと思います。

大学院生の声

■「行こうかな」と思った時がすでに旬です!
社会人特別選抜入試入学 2013年度M2 Aさん 小学校体育科非常勤講師

Q。大学院に入ろうとしたきかっけは?
20年近く大学の非常勤講師をしていますが、それが動機ではありません。
7年前から、小学校の専科のお話をいただき、不安だらけでお引き受けしました。それからずっと、私自身に専門知識が乏しいことが気になっていました。根が怠け者で、忙しさにかまけてちっとも知識を増やすことができず、ずるずると日々が過ぎゆく中で、わが身を大学院へ持っていくことが一番知識を増やす早道と悟り思い切って受けることにしました。

Q。奈良女子大学大学院進学の経緯は?
社会人への、履修延長制度があることを知り、学校選びでは迷いませんでした。なんといっても懐かしい母校です。自宅からも通いやすいですし。

Q。入学試験や入学後の苦労を聞かせてください。
日々の生活に追われる中で、じっくり研究に取り掛かる時間がなかなか作ることができません。
ようやく、少しでも時間ができたらすぐ取り掛かる習慣が付きつつありますが、それでもなかなか時間のやりくりはうまくなりませんね。

Q。入学試験や入学後の苦労を聞かせてください。
普段、大学生から「先生」と呼ばれているのですが、ここでは「さん」づけで呼ばれます。それがなんとも心地よくて。
ピュアで努力家の後輩たちと接することで、「こちらも頑張らないと」と力をもらいます。
先生は、実は学部時代の後輩。「先生はさぞや、やりにくいだろうなあ」と思いながら最初のゼミでつい「○○ちゃん」といってしまい、大反省。(それからは「先生」と呼んでいます!)
丁寧に指導してもらっています。

Q。入学してから大学院での学びの面白さや意義については、どう感じておられますか?
「世の中には多様な価値観がある」ことを身をもって知っていることで、わずかに余裕があります。そして、かなりの事象について、経験があったりします。おかげで、自分の今までやってきた仕事にも少しは自信がもてるようになりました。

Q。受験生へのメッセージをお願いします。
迷っている方、ぜひ進学してください。私は子どもたちが一段落着いてから進学しましたが、「行こうかな」と思った時がすでに旬だと、今つくづく感じます。

 

■自分を「更新」する
社会人特別選抜入試入学 2013年度M2 Kさん スポーツクラブ主宰

Q。大学院に入ろうとしたきかっけは?
私は2011年に奈良女子大学大学院に入学しました。その頃、長年(20年間)にわたり経営してきたジュニア育成クラブの指導が、これまでにない状況を迎えていました。似たようなクラブチームが急増し、子どもたちが通う学校との連携がややこしくなり、中国の政治事情の影響で過去受け入れられてきた中国遠征が取り消しになるなど、難題をたくさん抱えてました。そんな中で、いろいろと思い悩むうちに、ふと、「人間は50歳になったときに、必ず、新たな発想が生まれてくる」という言葉を思い出しました。つまり、従来通りのやり方に固執するのではなく、新しく何かを始めるべきタイミングではないかと考えている時期でした。

Q。奈良女子大学大学院進学の経緯は?
こんな状況のなか、偶然、バドミントンの指導で奈良女子大学の学生と触れ合う機会を得ました。彼女たちの一生懸命に取り組む素直な姿勢と、落ち着いた校風が強く印象に残りました。そして、奈良女の先生に大学院進学について相談してみたところ、「大変だが、やる気があるのであれば、ぜひ頑張ってほしい」と励まされ、残りの半生も引き続き社会に貢献するために、大いに勇気を出したいと思うにいたり、50歳で、再び、学生になりました。

Q。入学試験や入学後の苦労を聞かせてください。
入学試験は、先生に助言をもらいながら勉強しました。紹介された文献を勉強し、専門領域以外の文献も勉強しました。英語も久しぶりに取り組みました。入学試験はただ一生懸命に取り組んだ記憶しか残っていません。
しかし、入学後の学生生活で「大変だが」と言われた言葉の意味を実感しています。中国で生まれ育ち、20代で来日した私は、日本語の語彙が足らず、理解力も足りません。長い年月の間に身に着けた考え方は、強固で、なかなか柔軟な発想ができないことがあります。また、当然ですが、家族や生活もあり、日頃の仕事をこなさなければなりません。若いころと比べ体力がなく、体の悲鳴を感じしつつ大学院での研究を始めました。幸い、長期履修制度のおかげで、2年分の授業料で4年間在籍することができ、基礎からじっくり学んでいます。今年で3年目、昨年は理論的整理を中心とした学会報告を行い、現在は来年度の修士論文完成に向けて、調査を本格的に進めています。バドミントン選手を目指して努力していた子どものころを思い出すような毎日を過ごしている。

Q。入学してから大学院での学びの面白さや意義については、どう感じておられますか?
私は、元中国ナショナルチームの代表選手です。そして、40年間にわたり、選手と指導者への指導を重ねてきました。幸運にも、オリンピックに出場するような教え子にも恵まれました。しかし、入学してから、最新の理論と同時に、再度、基礎理論を学ことができ、良かったと思っています。私からみると、日本社会には人々の生活の基盤を作ろうとする姿勢があるようで、その中の一つとしてスポーツもとらえられていると思います。社会における地域スポーツの位置づけとその意義について学んでいますが、トップアスリート育成に力点が置かれる中国のありようと同時に日本の様子を知ることができ、視野が広がったのではないかと思っています。

Q。受験生へのメッセージをお願いします。
自分を「更新」することは大切だと思います。その中でも、発想力は、世の中で必要とされる競争力を発揮するために、重要な能力ではないでしょうか。大学院の授業やゼミなどを通して、繰り返し基礎理論を研究することによって、オリジナリティあるアイデアにつながるのではないかと思っています。大学院でのこのような経験は、単に論文作成にとどまらず、今後の仕事をより充実させるためにも大きな力となってくれることと思います。