公開連続講演会 (全4回) チラシ(PDF) 子 ど も の 自 立 −生きるということ、働くということ− 企画趣旨 かつて多くの子どもたちは、家の仕事を子どもなりに手伝い、その子どもの働きがあってはじめて家族の生活がなんとか回っていくというのが、日本社会の一般的な姿でありました。それだけ経済的には貧しいものでした。 しかし高度経済成長を経て、経済的に豊かになると、もはや子どもたちに働いてもらわなくても生活が成り立つようになり、子ども時代はもっぱら学校制度のはしごを順調に上り、将来社会に出た先に安定した生活ができるようにするための準備の期間となりました。 そんななかでいま、子どもたちは家庭・地域の生活を担うことなく、言わば無業者として親にもっぱら保護されて学校年代を送り、社会へと押し出されています。そしてその結果、皮肉なことに、子どもたちは親の手を離れて自立することが難しくなりました。 昨年度の公開講演の企画では、子どもの安全・保護と自立の問題について、主に「安全・保護」の側面に焦点を当てて考えてきましたが、今年度はそれを受けて、「自立」の問題を正面に取り上げ、若者の不登校や引きこもりを論じるなかで、「生きるということ、働くということ」の意味について、みなさまと一緒に考えていきます。 対 象 一般(どなたでもご参加いただけます) 幼・小・中・高校教員、保育士、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、 児童福祉関係者、子育て支援関係者、青少年育成関係者、大学院生ほか 内 容 第1回 講演会 「働く若者たちの今 ― 労働市場の変化のなかで」【終了しました】 講 師: 佐々木 賢 神奈川県高等学校教育会館教育研究所代表 日本社会臨床学会運営委員 日 時: 2007年10月27日(土)午後1時30分〜4時 会 場: 奈良女子大学 記念館2階講堂 (正門正面) 【企画要旨】
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第2回 講演会 「働く前に身につけよう、返事、挨拶、生活習慣 ― 自立支援の現場から」【終了しました】 講 師: 佐藤 透 自然流自立塾NOLA 日 時: 2007年11月17日(土)午後1時30分〜4時 会 場: 奈良女子大学 文学部(総合研究棟)北棟N202教室 【企画要旨】
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第3回 講演会 「体験学習があそびと学習と仕事を統合する ― きのくに子どもの村学園の「プロジェクト」のねらいと実際」 【終了しました】 講 師: 堀 真一郎 学校法人きのくに子どもの村学園・学園長 元大阪市立大学教授 日 時: 12月15日(土)午後1時30分〜4時 会 場: 奈良女子大学 記念館2階 講堂 (正門正面) 【企画要旨】
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第4回 【次回】 講演会 「新時代の大人化計画 ― 若者たちの生活の情景を見つめて」 講 師: 小浜逸郎 国士舘大学客員教授・批評家 日 時: 2008年2月23日(土)午後1時30分〜4時 会 場: 奈良女子大学 講堂 (東門すぐ) 【講演要旨】
参加方法 (1)参加費 全回とも無料です。 1回のみの参加も歓迎します。 当日参加も可能ですが、事前申し込みにご協力ください。 (2)お申し込み *会場設営や資料準備、受付の簡略化のため、事前にEメールまたはFaxによるお申し込みにご協力いただけますと、大変助かります。電話にても受け付けますが、不在にしている場合がございますこと、ご了承ください。 *複数回分、まとめてお申し込みいただいても結構です。 *お申し込みは、各回とも前日までにお願いします。 *事前にお申し込みいただかなくても、当日、ご参加いただけます。 *申し込みのメール(またはFax)は、次のようにご準備の上、ご送信ください。 ◆Subject(題名)に、「地域貢献「子ども学」企画参加申し込み」とご記入ください。 ◆本文に、次の1)〜6)をご記入ください。 1)企画番号 (企画1とお書きください) 2)開催回数 (第○回) 3)開催日 4)ご氏名 5)ご所属または居住地域(○○市) 6)連絡先:メール・アドレスまたは電話番号またはFax番号(変更のご連絡のため) *事前お申し込みの場合:資料を確保(ご出席の場合のみ)し、また、急な変更があった場合、連絡をさしあげます。 *当日含め、キャンセルにつきましては、特に連絡くださらなくても結構です。 (3)申し込み先 奈良女子大学文学部 子ども学プロジェクト事務局 (東村研究室)
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