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大学院人間文化研究科 博士前期課程 生物科学専攻

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遺伝子、分子、細胞から個体、集団までさまざまなレベルの現象を研究対象としており、広い視野に立つ独創性豊かな研究を目指して、教育研究をすすめます。


 多様な生命現象の理解には、分子の視点と個体・集団の視点のいずれも欠かせません。本専攻では、遺伝子、分子、細胞から個体、集団までさまざまなレベルの現象を研究対象としており、広い視野に立つ独創性豊かな研究を目指して、教育研究をすすめます。各コースでは、複数の研究分野が互いに連携を保ち、補完しあうことで、個性ある専門性を目指し、一方でコース間共通の方法論に立った学際化を指向しながら、自然科学の基礎としての生物学の高度な教育研究を図ります。ミクロからマクロまでバランスがとれ、かつ、独自の専門性を保った生物学の発展を本専攻が担うことが期待されています。
 分子・細胞生物学コースは、生命現象をミクロのレベル、すなわち分子・細胞レベルで解析する教育研究に力点を置きます。遺伝子・タンパク質などの生体分子の構造と機能、細胞・組織・器官の形態形成、生理的機能と細胞構造との関連、増殖・加齢・寿命・変異・生活史、細胞間相互作用を主たる研究テーマとして、生化学的、分子生物学的、超微細構造学的解析に基づいた教育研究を行います。
 個体・集団生物学コースは、生命現象をマクロのレベル、すなわち個体・集団レベルで解析する教育研究に力点を置くとともに、マクロの視点から生命現象を扱います。個体レベルでは、発生における分化とその調節機能、神経系の発生と再生、個体間情報伝達機構、個体間相互作用、環境要因と個体生理の相互作用などを、また集団レベルでは個体群動態、群集構造、社会行動、地球生態系の機構、種・個体群・生態系の保全生物学などをテーマとした教育研究を行います。  


概要・教育理念

教育理念

 分子生物学や細胞生物学の革新的な技術展開によって、遺伝子の構造と発現の機構が解明され、生物ゲノムが次々と明らかになり、さらに、細胞の構造と機能、個体の発生や行動の仕組みが解かれてきました。
 一方で、環境、バイオテクノロジー、生命倫理など、深く生物科学と関わる問題に対して、私たちは一層の取り組みが求められています。
 生物科学専攻では、このように生物科学が急速に深化・展開する現代において、生物の織りなす様々な現象の理解に必要な基本概念と知識、実験手法を十分に修得するとともに、個々の研究テーマに取り組む過程で、問題を発見し、解決手段を選び、 データを解析し、さらに論理の構築をおこなう力が身に付くように指導します。

求める学生像

 本専攻で学び・研究するには、基本的な生物科学を修得していることと英文の読解力・表現力をもっていることが必要ですが、何よりも、生き物のさまざまな姿や生命の謎を明かしたいという欲求と情熱をもっていることが重要です。


授業科目一覧

分子生物学特論
細胞調節学特論
環境生理学特論
生物科学特論
細胞機能学特論
個体構造学特論
集団機能学特論
生物科学方法論
細胞情報学特論
個体機能学特論
地球環境生物学特論
基礎科学英語


分子・細胞生物学コース

 分子・細胞生物学コースは、生命現象をミクロのレベル、すなわち分子・細胞レベルで解析する教育研究に力点を置きます。遺伝子・タンパク質などの生体分子の構造と機能、細胞・組織・器官の形態形成、生理的機能と細胞構造との関連、増殖・加齢・寿命・変異・生活史、細胞間相互作用を主たる研究テーマとして、生化学的、分子生物学的、超微細構造学的解析に基づいた教育研究を行います。

鍵和田 聡
教授
細胞機構学
研究室HP
生体膜の構造と機能に関する分子生物学的研究
佐伯 和彦
教授
細胞調節学
研究室HP
植物微生物相互作用と生物窒素固定の遺伝生化学的研究
坂口 修一
准教授
細胞調節学
研究室HP
高等植物の組織・器官形成に関する研究
春本 晃江
教授
細胞情報学
研究室HP
原生生物の生殖・行動・進化に関する研究
吉川 尚男
准教授
細胞情報学
研究室HP
原生生物の分類・形態・分子系統に関する細胞生物学的、電子顕微鏡的研究
杉浦真由美
准教授
細胞情報学
研究室HP
原生生物の生殖と細胞間相互作用に関する研究
岩口 伸一
准教授
分子生物学
研究室HP
菌類の染色体変異および核相変換に関する分子生物学的研究
西井 一郎
准教授
分子生物学
研究室HP
緑藻・ボルボックス目を用いた形態形成運動・細胞分化・多細胞化の分子生物学的研究


個体・集団生物学コース

 個体・集団生物学コースは、生命現象をマクロのレベル、すなわち個体・集団レベルで解析する教育研究に力点を置くとともに、マクロの視点から生命現象を扱います。個体レベルでは、発生における分化とその調節機能、神経系の発生と再生、個体間情報伝達機構、個体間相互作用、環境要因と個体生理の相互作用などを、また集団レベルでは個体群動態、群集構造、社会行動、地球生態系の機構、種・個体群・生態系の保全生物学などをテーマとした教育研究を行います。

安田 恵子
教授
個体構造学
研究室HP
哺乳類生殖腺の形態形成と機能
遊佐 陽一
教授
集団生物学
淡水・海洋生物の生態・行動・進化に関する研究
渡邊 利雄
教授
個体機能学
研究室HP
遺伝子改変マウスを用いた、小胞輸送の高次生理機能の研究と、がん腫瘍維持メカニズムの研究
保 智己
教授
個体機能学
研究室HP
脊椎動物における眼外光受容器官(松果体や脳深部光受容器官)に関する神経生物学的研究
酒井 敦
教授
個体調節学
研究室HP
植物オルガネラの増殖・分化に関する生理・生化学的研究、植物個体の環境応答
奈良 久美
准教授
個体調節学
研究室HP
植物の形態形成、及び水輸送に関する分子メカニズムの研究
佐藤 宏明
准教授
生態系生物学
研究室HP
群集および生態系レベルにおける生物多様性の構造・変動・保全に関する研究
井田 崇
准教授
植物生態学
研究室HP
植物の繁殖生態や繁殖形質の進化に関する研究
片野 泉
准教授
陸水生態学
研究室HP
陸水生態系の生物多様性維持機構に関する研究、里地の小さな陸水域における生物多様性保全に関する研究
川野 絵美
助教
個体機能学
研究室HP
下等脊椎動物における非視覚系の光受容メカニズムに関する生理学的研究